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「ローレライ」
投稿日 : 2005/03/16 21:50
投稿者 Excalibur
参照先
製作:亀山千広
製作統括:島谷能成/関一由/千草宗一郎/大月俊倫
プロデューサー:臼井裕詞/市川南/甘木モリオ
脚本:鈴木智
原作:福井晴敏
音楽:佐藤直紀
監督:樋口真嗣

役所広司/妻夫木聡/柳葉敏郎/香椎由宇/石黒賢
國村隼/佐藤隆太/ピエール瀧/小野武彦
阿川佐和子/橋爪功/鶴見辰吾/伊武雅刀/上川隆也/堤真一

2005年
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Re: 「ローレライ」
投稿日 : 2006/02/23 11:01
投稿者 久保田r
参照先
 泣いた。作品の中味でというよりも、役者の演技によって泣かされた。役所広司は素晴らしい役者だと思う。彼の発する台詞にはどれも意味のない言葉はないし、いつも心に響く。彼の役に入り切った渾身の演技がとても胸を打ち、最後までこの艦長に付いて行こうと見ている自分も思った。観客を魅了する役者だと思う。

 この映画は、役所広司を筆頭とするいわゆるおじさん俳優陣の渋みと重みがなければ、軽々しい映画になったことと思う。都合の良い展開が多い中、事態を重く意味のあるものにするには、それを演じる俳優の力量に委ねられる。その点では、良いキャスティングをしていたと思う。みなキャリアのある俳優陣で、場面が切り替わっても緊張感を持続させて見ることが出来た。

 潜水艦という男の艦と、”ローレライ”の主であるパウラという少女、そしてその少女に引かれていく青年兵という構図は、日本のアニメをしっかりと見て来た人には興味を刺激される要素であると思う。戦いの中に生まれるドラマ。原作者の想像力が、映像という一つの形に実現した映画だと思った。
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Re: 「ローレライ」
投稿日 : 2005/03/28 17:41
投稿者 F20!
参照先 http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html
やっぱり世界進出を念頭に置いているんでしょうかね?
オープニングはそう感じました。

しかし、題材的に米の国では受け入れてくれるのでしょうか?
特にラス前の戦闘シーンの結果が、ね。
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本格的な潜水艦映画
投稿日 : 2005/03/16 21:52
投稿者 Excalibur
参照先
第二次大戦末期の戦争秘話。
日本でもとうとうこういった作品が作られるようになったか、というハリウッド・テイストの娯楽大作。大げさ過ぎるくらいに鳴り捲る音楽もハリウッド・テイスト(もっと言えばハンス・ジマー調)だし、暗く重たい題材を必要以上に深刻に描いていない点もハリウッド・テイスト。展開も燃えるし、役所広司も柳葉敏郎も格好良い。しかし一つ一つのシーンや台詞は良いのだが、全体的には薄味というか大味なのもハリウッド・テイストといっても良いだろう。ラストもあっさりとしたもので、せっかくの燃える展開なのに、それが持続しないのが欠点である。
ただ最初に述べたように、日本でもこういうタイプの作品が誕生したことは素直に歓迎したい。アニメーション作品の風味を実写映画に持ち込んだことに批判の声もあろうが、ハリウッドに対抗して世界マーケットで勝負する上では立派な武器となろう。そういう面からも、この作品を全面的に支持したい。

          (2005/3/16 ユナイテッド・シネマとしまえん 8番スクリーン)
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