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「踊る大捜査線 THE MOVIE 2〜レインボーブリッジを封鎖せよ!〜」
投稿日 : 2005/04/26 15:54
投稿者 久保田r
参照先
2003年 東宝

監督:本広克行

<出演者>
織田裕二/深津絵里/佐戸井けん太/筧利夫/真矢みき/小西真奈美/小泉孝太郎/斉藤暁/岡村隆史/柳葉敏/水野美紀/北村総一朗/いかりや長介/ユースケ・サンタマリア

<ストーリー>
湾岸署管内で綱で縛られた死体が見つかる。湾岸署内に捜査本部が設置され、その指揮官に女性キャリア・沖田仁美が本庁よりやって来る。所轄に対し、最初から高圧的な態度を取る沖田。青島たちは、所轄の仕事を抱えながらも捜査本部の手伝いに駆り出される。摩擦の絶えない所轄と捜査本部の対立。そこへ、第二の殺人が起きる。
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「踊る大捜査線 THE MOVIE 2〜レインボーブリッジを封鎖せよ!〜」
投稿日 : 2005/04/26 15:59
投稿者 久保田r
参照先
 クールな音楽と緻密な計算のシナリオ。この二つによって『踊る〜2』の映画は、大ヒット作品の2作目という難関を高いレベルで越えている。

 エキストラや出演俳優が多く、画面内の情報量が多く、お祭り的な雰囲気のする映画であるが、見せるべき所の映像はきちっと整理して見せているので、事件の怖さや心理的盛り上がりが持続して最後まで見ることが出来る。

 最新の捜査と若者と人情派刑事。この三つのバランスの泣かせどころが良く、最新の機器を使う現代の捜査方法の中にあって、室井と青島を見守る和久の存在感が実に暖かい。そこにいるだけで暖かい雰囲気が伝わって来る和久は、所轄の若い捜査員達の精神的支えとなっているのが分かる。台詞の一つ一つに気持ちが込められていて、胸にじーんと来る。いかりや長介演ずる和久なくしては、この『踊る〜2』の興行的成功はなかっただろう。

 警察を扱った作品の割には、不謹慎と思える設定が幾つかあるが、娯楽映画ということで、ギリギリ許容内かも知れない。しかし、沖田仁美の失脚は、初の女性指揮官であるだけに少々複雑な念が残る。もう少しガヤガヤとしたお祭り的雰囲気を削って、室井と沖田仁美が歩み寄って二人で指揮を執り合うところまで描ければ、公平だったと思う。終わりまで沖田仁美が救われるシーンがなかったのが、残念。
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