「シンデレラマン」
投稿日 | : 2005/08/25 09:55 |
投稿者 | : F20! |
参照先 | : http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html |
niftyの試写会プレゼントに当たったので観てきました。
アメリカの大恐慌時代にあった実話で、
家族のために闘うボクサーが、不況に喘ぐ市民の希望になっていく話です。
はじめは重苦しいのですが、後半に進むにつれて、手に汗握ります。
ハラハラしながら最後には希望が見えてきます。
家族愛あり、友情あり、祈りあり、泣けるかも知れません。
まだ封切り前なので詳細は描きませんが、真実が持つ感動を味わいたければ是非ドーゾ。
Re: 「シンデレラマン」
投稿日 | : 2005/08/25 21:46 |
投稿者 | : Excalibur |
参照先 | : |
大恐慌時代に<シンデレラマン>と呼ばれ、人々の夢と希望の象徴となった一人のボクサーの物語。その彼を支えたのは家族への愛。
かつては脚光を浴びたことがあったものの、その後は落ち目となって遂にはライセンスを剥奪されてしまったジム・ブラドック。家族のために必死に働こうとするが、大不況の中仕事はなかなか見つからない。そんな時ジムに、一晩だけ試合のチャンスが与えられる。生活のためにそのオファーを受けたジムだったが、誰からも期待されないその試合で実力者だった対戦相手をKOしてしまう。そこからジムの奇跡は始まり、遂にはチャンピオン相手にリングに上がることに。その彼に人々は、<夢>と<希望>を見出していたのだった。
<実話に基づく作品>ということで、予告編では相変わらず『ドラゴン/ブルース・リー物語』の音楽を使って”感動ムード”を盛り上げていたから、<家族愛>をメインにした重苦しい作品なのかと少々身構えてしまったが、映画の大半はボクシングの試合のシーン。結果はわかりきっているとはいえ、その試合のシーンは思わず手に汗握る迫力で興奮する。決してスマートとはいえないラッセル・クロウの体型もボクサー役には相応しく、2時間半だれることなく最後まで楽しむことが出来た。ラストにもう少し余韻があっても良かったなと思わないでもないが、卒なくまとまった作品という印象である。
ラッセル・クロウは『グラディエーター』でアカデミー主演男優賞を受賞し、ジムの妻を演じたレネー・ゼルウィガーは『コールド・マウンテン』で助演女優賞に輝き、そして監督のロン・ハワードは『ビューティフル・マインド』のアカデミー賞監督。そんなことから早くも<本年度アカデミー賞最有力>と勇ましいコピーも付けられているが、何はともあれ結果は楽しみだ。
(2005/8/24 東京厚生年金会館<試写会>)
作品データ