「忍 SHINOBI HEART UNDER BLADE」
投稿日 | : 2005/09/17 20:46 |
投稿者 | : F20! |
参照先 | : http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html |
伊賀と甲賀の跡継ぎである男女が出会い恋に落ちる。
だが、徳川家康の司令により伊賀と甲賀は闘うことに。
そして敵として再会する二人。
運命と宿命に翻弄される二人の愛の結末は?
ということで今日封切ったばかりのこの作品を見てきました。
主役は仲間由紀恵、オダギリジョー。
ワタシは良く知らんのですが『甲賀忍法帖』という小説が原作で、
『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』という漫画にもなっているのだそうな。
確か宣伝では『英雄 HERO』や『LOVERS』のような作品と聞いていたのだが、
それを期待すると...。
期待しなければ邦画でもこんな作品が作れるのかと感じます。
ま、詳細は書きません。是非、映画館で見てください。
最後に、伊賀と甲賀の隠れ里というのだが、伊勢にあんな秘境があるんだろうか?
と言うぐらい隠れ里はきれいでした。
SHINOBI
投稿日 | : 2005/12/30 17:20 |
投稿者 | : とりこ |
参照先 | : |
原作は山田風太郎の「甲賀忍法帖」
来年の大河の仲間由紀恵とオダギリジョーの時代物?
伊賀と甲賀の忍者同士が恋に落ちるという、ロミオとジュリエット日本版なお話。
伊賀甲賀の忍者がいらなくなった江戸太平の世に危険だからお互い戦わせちゃおうっていう、服部半蔵の策略?で精鋭5人ずつ選び戦うとことに。
それぞれのキャラが面白く、綺麗だけど、やっぱりアクション映画なのか悲恋モノなのか、ハッキリしてよっ!ってストレスが溜まるかも。
でも、まあ、ラストの仲間由紀恵の行動とあゆの主題歌がすごくイイですv
なんで映画化したのかなあ。本の方が面白いだろうなあと映画を観て思ったり。・・・あゆの主題歌聴きながら原作読むのが一番楽しめると思う。
「HEART UNDER BLADE」
投稿日 | : 2005/09/24 09:40 |
投稿者 | : Excalibur |
参照先 | : |
徳川家の3代将軍の座をかけて、伊賀組・甲賀組それぞれから10人の手足れの者を選び出し、トーナメント形式で死闘を繰り広げるという、山田風太郎の『甲賀忍法帖』が原作。双方の跡継ぎが、そうとは知らずに出会ってしまうという、忍者版『ロミオとジュリエット』的悲恋が物語の中心。原作は未読だが、山田風太郎は一度はきちんと読んでおきたい作家の一人。これを機に原作にも手を伸ばしてみようかと思う。原作ファンには今回の作品、かなり生温いと不評らしいが。
将軍家の跡目争いに何ゆえ伊賀・甲賀の争いを絡めるのかがわからないのだが(家光にするか忠長にするか、家康は悩んでいたということ?)、風景が美しく撮られているのは特筆もの。物語の舞台となっているのは伊賀・甲賀それぞれの隠れ里と、大御所家康のいる駿府城、さらに駿府へと向う道中だが、ロケーションは岩手県、栃木県、静岡県、山梨県、茨城県・・・と多岐に渡り、セットでは表現し切れない美しさを醸しだしている。
しかしドラマ部分は、その画面の美しさに充分応え切れているとはいえない。時間の制約もあって忍びの精鋭たちは5人に削られたにもかかわらず、各人のキャラ立てが今ひとつで、それぞれの得意な技が何なのか、見ているだけではサッパリ判らないのは困りもの。それに何と言っても、仲間由紀恵がちっとも美しく撮れていないのは問題だ。彼女だけでなく、沢尻エリカはもっとコケティッシュに、黒谷友香はもっと妖艶に撮れるはずなのに(仲間由紀恵に至っては、目の下の隈が目立ってしまうのはお気の毒)。スチール写真ならOKでも、本編でこの調子ではNG。「美しいだけで中身はスカスカ」と言いたいところだったけれども、これでは「美しい”だけ”」とも呼べない。
これといってスタッフはコメントしていないようだが、この作品が成立したのは『グリーン・デスティニー』、『HERO/英雄』、『LOVERS』など古装片のヒットと無縁ではないだろう。ただそのヒットに触発されてというよりも、あの程度なら日本でも充分に作れると勘違いして、表面だけなぞっているようなのが非常に気になる。仲間由紀恵ではチャン・ツィイーには敵わないし、オダギリジョーもトニー・レオンやアンディ・ラウには及ばない。況やチョウ・ユンファやジェット・リー、ドニー・イェンらにはとてもとても・・・。せめて千葉真一や真田広之クラスが出ていたら、もっと引き締まった映画になっていたかもしれない。
ところでこの作品、あのウォシャウスキー兄弟からリメイクのオファーが届いているようだが、この忍者同士の戦いを現代の企業スパイに置き換えるのだという。そんな設定で面白くなるんですかい?
(2005/9/23 ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン5)
作品データ