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「ルパン」
投稿日 : 2005/10/01 08:47
投稿者 Excalibur
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製作:ステファン・マルスィル
監督:ジャン=ポール・サロメ
脚本:ジャン=ポール・サロメ/ローラン・ヴァショー
原作:モーリス・ルブラン
エグゼクティブ・プロデューサー:アラン・ペイロラス
音楽:デビー・ワイズマン

ロマン・デュリス/クリスティン・スコット・トーマス/パスカル・グレゴリー/エヴァ・グリーン
ロバン・ルヌーチ/パトリック・トゥーミー/マチュー・カリエール/フィリップ・マニャン/マリー・ブネル

2004年
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ルパン・ビギンズ
投稿日 : 2005/10/01 08:47
投稿者 Excalibur
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モーリス・ルブランがアルセーヌ・ルパンを初めて登場させたのは1905年だそうで、今年は生誕100周年。これに合せて日本では本国に送れること約1年、ようやく新作映画が公開された。製作中だというニュースを聞いたときから見たいなぁと思っていたけれども、日本の配給会社のラインナップに上がったときも、本当に公開されるのかは半信半疑。良くてビデオスルー、下手すると返されちゃうんじゃないかとビクビクしていたが、翻訳版を出している出版社ともタイアップされてようやっと公開、良かった良かった。
是非ともスクリーンで”古風だけれども痛快な”冒険活劇を堪能したい!と映画館に足を運んだけれども、「あれ?ルパンってこんなお話?こんなキャラクターだっけ?」と頭の中に「?」マークが飛び交うばかり。いやはや、自分は全くルパンを知らなかったことに今更のように気が付いた。そういや最近廉価版が出たばかりの、南洋一郎が翻訳したシリーズを夢中になって読んだのは小学校の低学年の頃。覚えてるはずもないんだよなぁ。しかもあれは”翻訳”というよりも”リライト”に近いって話だし(なんせ「ルブラン:原作/南洋一郎:文」ってなってる)。
映画版そのものも、原作の幾つかのエピソードをピックアップして再構成した、映画オリジナル・ストーリーと呼べる代物のようだけれども、原作ファンに対してはちゃんと目配せが用意されているとのこと。これは原作読んでから再チャレンジする方が良さそうだ。もっとも役者陣はイマイチ好みじゃないし、ストーリーは思ったよりも暗いし、ということで現時点では積極的に二度三度と見たくなる作品ではないのは確かなので、さてどうしたものかなぁ。とはいうものの、今回はあからさまに続編を示唆した終り方をしているので、もしシリーズ化されれば再び映画館へ足を運ぶのも間違いない。今度こそ”痛快な冒険活劇”を期待して。

           (2005/9/29 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 4番スクリーン)
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