「ALWAYS 三丁目の夕日」
投稿日 | : 2005/12/17 10:39 |
投稿者 | : F20! |
参照先 | : http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html |
これは、良い。良かった。
もともと原作漫画が人情漫画ですが、
涙あり笑いあり、そして感動ありで、良い話でした。
ストーリー的にはいろいろな題材を少し詰め込みすぎかな?という印象ですが、
町工場の家族と集団就職できた女の子、小説家の卵と身寄りのない男の子と飲み屋のママを中心に、
出会いあり別れあり、ハラハラドキドキもさせられ、ジーンとするエピソードも。
TVや冷蔵庫が初めて家に来たときのこと、東京タワーの建設、
都電が走っている銀座の町並み、ドラえもんにでてくるような土管のある空き地で遊ぶ子供達、
隣近所とのやりとり、そして不安と期待の入り交じった集団就職や、いつかは会社を大きくしようと言う市井の人など々、
明日への希望に満ちあふれていた時代が感じ取れました。
エピソード
投稿日 | : 2005/12/17 10:49 |
投稿者 | : F20! |
参照先 | : http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html |
町医者が酔っぱらって我が家に帰ると、
妻と娘が出迎えて、お土産の焼き鳥を肴に一家団欒している。
と、呼ぶ声があって気が付くとそこは神社の鳥居の前、
酔っぱらって道端で寝てたんですね。
お巡りさんに起こされると、食い荒らされたお土産の焼き鳥。
「この辺りは、まだタヌキがいるんだな、化かされたんだよ。」
あ〜あ、夢見てたんだな。こりゃ帰ったら怒られるな、と観客は思うわけです。
と思ったら飲み屋のシーン、町医者は戦争で妻と娘を失った、と話す常連客。
家に帰っても灯りもなく、話し声もなく寂しい雰囲気。
そして家族で撮った写真。
タヌキに化かされて、一時の楽しい夢を見たんですね。
文才がないので、伝わりにくいかと思いますが、
このエピソードにじ〜んと来ましたね。