トップページ > 記事閲覧 
「博士の愛した数式」
投稿日 : 2006/01/16 10:19
投稿者 MIHO
参照先 http://blog.goo.ne.jp/miho5124/
<出演>
寺尾聰 深津絵里 齋藤隆成 吉岡秀隆 浅岡ルリ子 他

<原作>
小川洋子「博士の愛した数式」

<あらすじ>
17年前に交通事故にあった博士は、後遺症で記憶が80分しかもたない。
その家に家政婦に入った杏子と、その息子(博士にルートと呼ばれる)の
何気ない毎日の物語。

それぞれの人に、過去があり その上で現在があるんだけど その過去があって現在の日々が淡々と
すすんでいく。
博士は、記憶が80分しか持たないため毎日杏子と初めましてだし 同じ会話を
繰り返す。
真摯な杏子は、前向きに博士と向かい合う。
他人とのコミュニケーションのきっかけを数字で行う博士。
靴のサイズ、年齢、誕生日、順番、直線、背番号・・・・・・。
身の回りにある何気ない数字が、何かに気付かせてくれるということを博士が
教えてくれる。
意味の無い数字は無いという事。

2時間という長い映画なのですが、それを忘れて見入るほど日常の会話・数字の話
そして季節の移り変わりがとても綺麗に描かれていました。
事前に立ち読みで(こらっ)、少し話をひろってから言ったのですがなるべく
数学も簡単なものを使い、さらっとわかりやすくなっています。
原作を読まれている方は、じーんと滲みてくるものがかなりあると思います。
私は、算数と初歩の数学は好きなので引き込まれていきましたが苦手な方でも
興味を持つきっかけになるかと思います。
また、数字しか信じられない人には人を信じるきっかけにもなるのではないかと
思います。

算数・数学・数字が苦手という方に是非ご覧になっていただきたい。
本の虫の方にも。
そして、お金・数字しか信じられない方にも2時間はけして無駄にはならないと
思うのでご覧になって欲しいです。

自然の中に溢れる数字と、人生。
優しい気持ちを持って観る事が出来る映画だと思います。
記事編集 編集
Re: 「博士の愛した数式」
投稿日 : 2006/01/17 09:48
投稿者 F20!
参照先 http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html
先日、東京は虎ノ門のニッショーホールでの試写会を見て来ました。
この試写会、ニッポン放送の番組で企画されたもので、司会にニッポン放送の吉田尚記アナが来てました。

原作はベストセラーになったそうですね。
ワタシはいつも映画を見てから読む人なので、まだ読んでませんが(^_^;)

さてこの映画、事故で記憶が80分しかもたない数学博士と、その世話をする家政婦とその息子ルートの心の交流を書いたものです。

会話の端はしに出てくる数式に数字の美しさと、人の心の暖かさを絡めて、映画を見ている私たちの心を優しくしてくれる。
どこが良いとかでなく、終わってみると、心に染み込んでいるような、そんな映画です。

映像も美しい自然美と言いましょうか。さり気なく、それでいてしっかりと自然が息づいている。
流石、「雨あがる」の小泉監督です。

主役の博士は寺尾聡さん。
先述の吉田アナによると、別の寺尾さんの映画(亡国のイージス)の番組をやったら、寺尾さんは撮影中の「博士〜」しか話さなかったそうな(^_^;)
それほど入れ込んだ作品のようです。

新年初の試写会、良い映画に当たりました\(^o^)/
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -