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「宇宙戦艦ヤマト」
投稿日 : 2005/02/10 20:28
投稿者 Excalibur
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企画・原案・製作・総指揮:西崎義展
構成:舛田利雄/西崎義展
脚本:藤川桂介/山本暎一
音楽:宮川泰
監督:舛田利雄

(声)
納谷悟朗/富山敬/仲村秀生/麻上洋子/広川太一郎
永井一郎/青野武/安原義人/神谷明/緒方賢一
伊武雅之/山下敬介/小林修/大林丈史/平井道子/木村幌

1977年
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「宇宙戦艦ヤマト <改訂版>」
投稿日 : 2005/05/07 21:38
投稿者 Excalibur
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公開より一年後、『さらば宇宙戦艦ヤマト』公開前夜に、前人気を煽る形でTV放映され、その際にプロデューサーが気に入っていなかったというイスカンダル星の件を、TVシリーズのものと差替えている。
オリジナル版からは『さらば』は兎も角として、地球への帰途についたヤマトを襲うデスラーの回想シーンのある『ヤマト2』や、スターシャや古代守が再登場してイスカンダルが舞台となる『新たなる旅立ち』以降の展開には支障をきたしてしまうので、今となってはこうせざるを得ないのだが、逆に貴重な新作シーンを封印する結果になったのは残念でもある。シーンを差替えても総ランニング・タイムは10分も変わらず、これならば端からTVシリーズ同様の流れにしておけば良かったのに、とも思うのだが、当時はそんなに上映時間に制約があったのだろうか。
<ヤマトフェスティバル>以降のリバイバル公開やTV放映、ビデオソフト化と、この改訂版が一番メジャーで公式なヴァージョン。放送枠の関係等から細かいヴァージョン違いはいくつかあるものの、基本的には同一。その後、音響をステレオ化した(BGMの一部が「交響組曲」などの音源に差替えられた)<再改訂版>も作られているので、むしろ現在ではこちらの方がよりメジャーな存在かも知れない。

    (1978/8/4 TV、1979/7/30 新宿東映、1980/1/2 TV、1981/8/12 TV、1988/9/7 VIDEO)
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3つの「ヤマト」
投稿日 : 2005/03/18 05:57
投稿者 Excalibur
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この当時、劇場版は実際に公開されたものを含めて3通り作られていた。
一つは実際に劇場公開された<舛田利雄監督ヴァージョン>だが、それ以前に<山本暎一監督ヴァージョン>というものも作られ、双方を比べた結果西崎プロデューサーの決断によって<舛田監督ヴァージョン>が採用されたのだそうだ。10年ほど前の時点では、この<山本監督ヴァージョン>のフィルムも残っているということだったが、その後の製作会社倒産、プロデューサーの逮捕、権利関係移転のゴタゴタで今はどうなっているのだろう。もし残っているのならば何らかの形で公開して欲しいものだ。噂によれば<舛田監督ヴァージョン>よりもファンには納得出来る構成だということなのだが。
残る一つは国内版に先駆けて作られた海外版<スペース・クルーザー・ヤマト>。アメリカをはじめ諸外国での公開を狙ったもので、98分でまとめられたものだという。カンヌ映画祭の見本市などで参考出品され、一部の国と地域ではTV放映などされたようだが詳細は不明。作品の雰囲気は当時国内で発売された英語版のドラマ編レコードで味わうことが出来る(「SOUND」コーナーを参照のこと)が、こちらも是非見てみたい。後年TVシリーズとして放映された『スター・ブレイザーズ』や、同題名で発売された劇場版ビデオとは根本的に別物。なお、この作品こそ上記<山本監督ヴァージョン>ではないか、とも言われているが、どうやら別物らしい。
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「礎」
投稿日 : 2005/02/10 20:31
投稿者 Excalibur
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西暦2199年、地球はガミラス星の攻撃により人類絶滅まであと一年という危機に陥った。そんな時イスカンダル星より救いの手が差し伸べられた。地球を救うため、ヤマトは14万8千光年の彼方イスカンダル目指して旅立って行く。だがその行く手にはガミラス宇宙艦隊が待ち構えていた・・・。

言わずと知れたSFアニメの金字塔。この作品なかりせば、日本の娯楽産業全体の色模様は今日とは全く違っていたものになっていたと言っても過言ではなかろう。その面白さは今日の目で見ても色褪せていない。
ただ劇場版に関して言えば、当時から作劇上決して誉められたものではなかった。簡単に言ってしまえば、半年に渡って放送されたものを2時間強でまとめたダイジェストである。ことに枝葉の少ない連続性を売り物にした作品なだけに、端折ったり詰めたり割愛したりで面白くなるわけがないのだ。ヤマトが発進するまでのプロセス、七色星団の決戦、ガミラス本星での攻防戦など一つ一つのブロックを取り出せば十分に魅せてくれるのだが、全体を通すとバランスが悪いし、それぞれのキャラクターの魅力も半減以下だ。

    (1977/9/2 新宿東映パラス、1978/4 渋谷東急名画座)
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