劇場版「超・仮面ライダー電王&ディケイド」
投稿日 | : 2009/05/24 12:07 |
投稿者 | : 丘澄絵梨奈 |
参照先 | : http://moviereport.seesaa.net/ |
劇場版 「超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」
<主なキャスト>
野上幸太郎/仮面ライダーNEW電王 桜田 通
門矢 士/仮面ライダーディケイド 井上正大
海東大樹/仮面ライダーディエンド 戸谷公人
トキ 南明奈
ユウ 沢木ルカ
ナオミ 秋山莉奈
光 夏海 森カンナ
野上良太郎/仮面ライダー電王 溝口琢矢
コハナ 松元環季
次狼 松田賢二
桜井侑斗 中村優一(特別出演)
クチヒコ 篠井英介
ミミヒコ 柳沢慎吾
オーナー/駅長 石丸謙二郎
<主なスタッフ>
原作 石ノ森章太郎
脚本 小林靖子
音楽 佐橋俊彦
監督 田崎竜太
<あらすじ>
田舎の平和な村に突如とした姿を現した鬼の一団・オニ一族。
彼らは大きな地震で一時的に過去と現在が繋がったのを利用して<鬼の切り札>を探しに来たのだ。
しかし、それを追ってデネブと良太郎、さらに幸太郎たちも駆けつけた。
過去で鬼が退治されていないことで、現在の時間が歪みはじめているからだ。そのために良太郎もコハナのように小さくなり、モモタロスたちともはぐれ、侑斗はその姿を消してしまっていた……。
そして、村を探し回る鬼たちに襲われる少年・ユウの窮地を救った良太郎たちは、鬼の切り札について少年に質問するが要領を得ない。
そこで良太郎は1枚のチケットをユウに渡した。3時3分3秒や、10時10分10秒など、時間の数字がそろったときに、このチケットを持って何でもいいからドアを開けろ、と。
はたしてそのチケットを使うと、どんなことが起こるのか? そして、鬼の切り札の行方は? ゆがんだ時間を正すため、小さな良太郎一行の鬼退治が開始される!!
劇場版「超・仮面ライダー電王&ディケイド」2009/5/23
投稿日 | : 2009/05/24 17:19 |
投稿者 | : 丘澄絵梨奈 |
参照先 | : |
今回の映画には侑斗役の中村くんは出るものの 良太郎を演じる佐藤くんは出ないとのことだったので、どんな展開になるんだろう…?と少し心配していました。
しかし、その心配は映画を見て吹き飛びました。
ディケイドとの共演ということもあり、士(ディケイド)と侑斗(ゼロノス)が協力して敵に立ち向かうのかなあと考えていましたが、全く違いました。ディケイドが出たのはほんの少しで、電王ワールド全開でした。
前に見た、「クライマックス刑事」のような感じでした。
以下より、ネタバレしています。お気をつけ下さい。
今回、ストーリーのメインとなるのは、デネブ(と侑斗)。
この2人が主軸になったお話でした。
デネブの一途さ、優しさが心にしみる内容でした。
また、テレビ本編ではあまり笑顔を見せることがなかった侑斗が、この映画では笑顔の場面があって 印象的でした。
大地震によって、一時的に過去と現在がつながったことを利用して、鬼の一団であるオニ一族たちが鬼の切り札を探しに、ユウという少年が住んでいる田舎の村を襲撃します。
このタイムパラドックスが原因で、侑斗は消滅、良太郎もハナさんと同じように子供の姿になってしまいます。
侑斗の消滅は回想として、描かれていました。
優しい笑顔を残して消えていく中村くんの姿に胸がつまりました。
良太郎、幸太郎とデネブがユウを助ける場面から、お話が始まります。
ユウの、少し気が強い部分などが出てきて もしかして、ユウ=侑斗なのかなあと思いながら見ていました。
後半、「俺は、桜井侑斗だ!」という場面があったので やっぱり…と思いました。
小さくなった良太郎を演じているのは、溝口琢矢くん。
第1作目の映画「俺、誕生!」のときに 過去の良太郎を演じていました。
溝口くんの演技、セリフの言い回しなどが佐藤くんの良太郎を彷彿とさせていて(佐藤くんがやっているのかと思った場面もありました)、大変すばらしかったです。
きちんと良太郎が存在していました。
幸太郎役の通くんも、前回の「さらば電王」以上に成長した演技で印象的でした。
ユウはデネブと契約。一時 一緒に過ごします。
ユウの望みは「鬼を倒して。デネブの契約者の人が戻るように」というもの。
デネブの気持ちを汲んだユウの優しさ、そしてデネブがユウに言う「君の事は俺が守る。契約じゃなくて、約束だ」というセリフ。
どちらも、とても印象に残りました。
クライマックスのオニ一族と良太郎たちの戦闘場面は、大迫力でした。
オニ一族を倒したことで、時の運行は元に戻ります。
エンディング後。
復活した侑斗とデネブの会話場面。
侑斗がデネブに「忘れんなよ。契約じゃなくて、約束だったな」というところも ジーンときました。
見た後に、あたたかい気持ちになれた作品でした。