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「ハーレム・ナイト」
投稿日 : 2008/03/31 16:36
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:エディ・マーフィ
製作:マーク・リプスキー、ロバート・D・ワックス
製作総指揮:エディ・マーフィ
脚本:エディ・マーフィ
撮影:ウディ・オーメンズ
音楽:ハービー・ハンコック
美術:ローレンス・G・ポール
編集:ジョージ・ボワーズ
字幕:進藤光太

<出演>
エディ・マーフィ/リチャード・プライヤー/レッド・フォックス/ダニー・アイエロ/マイケル・ラーナー/デラ・リース/スタン・ショウ/ハスミン・ガイ/アセニオ・ホール、他

<ストーリー>
7歳で両親を亡くしたクイックは、ニューヨークのハーレムで名の知れたシュガー・レイに才能を認められ、彼の養子となる。20年後、クラブ経営の片腕として成長したクイックは、向こう見ずな性格からトラブルを引き起こす。

1989年 パラマウント映画=UIP
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Re: 「ハーレム・ナイト」
投稿日 : 2008/03/31 16:39
投稿者 久保田r
参照先
 エディ・マーフィ初監督作品であり、総指揮、脚本ををも手がけている作品。映画の舞台は、1938年ニューヨークのハーレム。この街で育ったエディ・マーフィ演ずるクイックが、街を支配する大ボス、バグジー・カルホーンに義父のシュガー・レイと共に立ち向かうという内容。

 登場人物の名前のセンスや、各キャラクターの体格と性格、台詞のテンポやオチなど、なかなかツボを押さえていてコメディーとして面白いが、ブラックなユーモアが多く、ドンパチで脇キャラがバタバタと死んでいる側で呑気に笑ってばかりもいられないな…と日本人としてはつい気の毒に思ってしまう少々ハードな内容の作品となっている。また、コメディーの裏側に人種差別に対するメッセージが垣間見られるので、その点に気付くと手放しで笑ってばかりもいられない気にもなる作品。

 1989年公開作品だけにエディ・マーフィ自身が役柄と同じくまだ若く、初監督ということもあり、コメディーではあるが少々尖った作品であるように感じた。表向きには弱きを助け強きを挫くストーリーだが、皮肉がやや効き過ぎてるように思う。もしエディ・マーフィがシュガー・レイ役に似合う年齢になった頃、もう一度この作品のメガホンを取ってみた時、また違った視点で作ることが出来るのではないか…と、ふと思った。
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