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「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」
投稿日 : 2006/04/02 17:58
投稿者 Excalibur
参照先
物語は心配していたよりも遥かに原作に近いものでした。
省略されたり改定されたりしている部分は確かにあります。例えばペベンシー兄弟たちは原作ほど良い子たちではなく、結構いがみ合ったりしています(逆にそれがリアルな感じもしますが)。動物たちの出番も総じて少なめな印象ですし、それにクライマックスの戦争シーンは原作ほど長閑な感じではなく、やはり生と死を賭けた大規模なものになっています。
そういった意味では、原作の持つ牧歌的な雰囲気を大切にしたい人にはこの作品は向かないかもしれません。ただ全体的には、この程度なら許される範囲のアレンジではないかな、と思います。もっとも原作に対する思い入れが強くないので、かなり寛容な気持ちで見ていられたのかも知れませんが。
キャスティングではタムナスさんを演じたジェームズ・マカヴォイと、白い魔女のティルダ・スウィントンが出色です。特にクライマックスの大戦争シーンの白い魔女はひたすら格好良く、思わず見惚れてしまいました。

今回は字幕スーパー版で見たのですが、まだチケット持ってますので次は日本語吹替版で見に行くつもりです。
パンフレットに載っているキャスト表を見ると、一般公募したペベンシー兄弟や白い魔女の大地真央はともかく、タムナスさんを関智一、カーク教授を中村正、モーグリムを遠藤憲一、サンタクロースを大木民夫、それにオリジナル版ではリーアム・ニーソンが声を担当したアスランを予想通り(そして希望通り)津嘉山正種が演じているというので、どんな感じに仕上がっているのかとても楽しみです。
ちなみに字幕担当は松浦美奈(例の字幕女王ではありませんでした/苦笑)。原作本の瀬田貞二訳にこだわっていないのも好印象でしたが、これは煩型のファンは納得しないかもしれませんね(爆)。

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