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「相続人」
投稿日 : 2007/12/28 16:41
投稿者 久保田r
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<スタッフ>
監督:ロバート・アルトマン
製作:ジェレミー・タネンバウ
原案:ジョン・グリシャム
脚本:アル・ハイース
撮影:チャンウェイ・クー
音楽:マーク・アイシャム
美術:スティーブン・アルトマン
字幕:林完治

<出演>
ケネス・ブラナー/エンベス・デイヴィッツ/ロバート・ダウニーJr./ロイ・ハーラン/ロバート・デュヴァル/トム/ベレンジャー/ファムケ・ヤンセン、他

<ストーリー>
敏腕弁護士のリックは、勝訴を祝ったパーティーの帰り際に、パーティーのウェイトレスを務めた女性の車が盗まれる現場に居合わせる。折しも嵐が近づいており、リックはウェイトレスを家まで送り、彼女の父親の異常な行動を知り、その晩のうちに彼女と体の関係を持つ。そして、事態は日に日に悪化し、遂にリックの子供にまで魔の手が伸びた。

1998年 日本ヘラルド映画配給

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Re: 「相続人」
投稿日 : 2007/12/31 17:35
投稿者 Excalibur
参照先
ジョン・グリシャムの映画化作品としては、『ザ・ファーム/法律事務所』、『ペリカン文書』、『依頼人』、『評決のとき』、『チェンバー/凍った絆』、『レインメーカー』に続く7本目になります。
しかし従来と違うのは、先に小説として発表されたものを映画化したわけではなく、始めから映画用に書き下ろしたストーリーだということで、「小説では読めないグリシャム作品」だということがセールスポイントになっておりました。グリシャム・ファンなら是非とも映画館へ足を運んで下さい、ということです。

ところがこれが裏目に出たのか、7本の内では一番つまらない作品になってしまっています。
その原因はストーリーにあるのか、シナリオにあるのか、演出なのか、それともその全てなんでしょうか。
ただ、実際の映画に使われたシナリオはグリシャムが書き下ろしたものではなく、それに手を加えられたものですし、確か監督も途中で交代しているんじゃなかったかなと思うのですが。
そしてこの邦題。
ある意味でネタバレになってしまっていますよね。
原題が翻訳しにくいのはわかりますけれど、もうちょっと考えて欲しかったところです。
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Re: 「相続人」
投稿日 : 2007/12/28 17:07
投稿者 久保田r
参照先
 「評決のとき」「ザ・ファーム/法律事務所」などのベストセラー作家、ジョン・グリシャムが映画用に書き下ろした作品の映画化。弁護士が見えない敵に命を狙われるサスペンスな内容。

 冒頭でリックが裁判で勝訴したことで警察から恨みを買っているという伏線が張ってあることや、パーティー会場でウェイトレスのマロリーが灰皿を無断で持ち出すシーンで、マロリーがどうも怪しいなと思わせる点などはよくできているな…と思ったが、役者の役作りが今ひとつなのか、台詞が今ひとつなのか、どうももう一歩盛り上がりに欠ける映画だなぁ…と感じた。”ここだ!”という山場が感じられず、始めから終わりまで一本調子な点が気になった。

 ストーリー自体というか、弁護士のリックが知らず知らずのうちに罠にはまるというシナリオはよく出来ていると思う。もしかすると、マロリーがウェイトレスとしてリックの事務所に入り込んだのも始めから仕組んでのことだったかも知れない。内容をよくよく考えると、よく考えられているなぁ…と思うのだが、映画を見ている時には残念ながらそこまで感じられない。どうもバタバタとしていて行き当たりばったりな展開で、内容の奥深さが感じられないのが残念だった。

 リックは敏腕弁護士ではあるけれども、女性のことや子供のことになると敏腕弁護士の面影はどこへやら理性が吹っ飛び感情の赴くままに行動する熱血タイプの男性だった。そして、弁護士の性(さが)からか、よく喋るタイプの男性でもあった。
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