邦題はまるでシリーズの一本のようですが、単にレスリー・ニールセン主演のパロディ映画というだけで、特に関係はないはず。ヒット作にあやかって付けただけだと思います。

パロディのメインは邦題にも明らかなように『逃亡者』。
これに『ミッション：インポッシブル』や『ユージュアル・サスペクツ』、『今そこにある危機』（だろうな、あれは）、『ブレイブハート』（だと思います）、『タイタニック』、『アナコンダ』ｅｔｃのパロディが要所に顔を出してきます。が、１９９８年の製作の割りに、取り上げられている作品がちと古めで、何で今頃？という気もしないではありません。

まぁまぁ笑えるシーンも多いのでそれなりに楽しめる作品だと思いますけれど、流石にレスリー・ニールセンには飽きてきますね。結局どの作品を見ても同じような感じなので、そうなるとパロディが主ではなく純粋なバカバカしさに満ちた最初の『裸の銃を持つ男』や、その前身となっているＴＶドラマ『フライング・コップ』の方が楽しめるというものです。

といいつつ久しぶりに見てみたくもなったのですが、残念ながらレンタル店では見かけなくなっちゃいましたねぇ。
中古屋のワゴンでも探すとしますかな。

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