＜スタッフ＞
監督：デイヴィッド・ザッカー
製作：ロバート・K・ウェイス
製作総指揮：ジェリー・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、ギル・ネッター
脚本：デイヴィッド・ザッカー、パット・プロフト
撮影：ロバート・スティーヴンス
音楽：アイラ・ニューボーン

＜出演＞
レスリー・ニールセン／プリシラ・プレスリー／ジョージ・ケネディ／O・J・シンプソン／ロバート・グーレ／ジャクリーン・ブルックス／アンソニー・ジェームズ、他

＜ストーリー＞
新しいエネルギー政策を提案しようとするマインハイマー博士の研究所が何者かに爆破される。捜査を担当することになったフランク・ドレビン警部は、そこでかつての恋人のジェーンと再会する。しかし、ジェーンにはヘキサホン石油の社長という新しい恋人がいた。

1991年　パラマウント　UIP　配給

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　なぜ「PRAT21/2」というタイトルなのかよくわからないギャグ心満点の続編だが、映画の中身もタイトルと同様に終始笑える作品となっている。

　今回のストーリーは、近年関心が高まっているエネルギー問題が盛り込まれていて、太陽光などのクリーンなエネルギーを推奨するマインハイマー博士を石油や石炭や原子力の会社の社長たちが攻撃・拉致するというもの。政府主催のパーティで博士に演説させないようにと、ヘキサホン石油の社長たちがあの手この手で襲いかかる。

　しかし、そんな悪者をやっつけるのが我らがフランク・ドレビン警部で、相変わらずの大ボケをあちこちで振りまきながらも捜査が進行し見事悪をやっつける。今回は、前回恋人となったジェーンが再び登場し、またもジェーンと関わりのある男が犯人となっていて、前回と同様に捜査と恋愛の大ボケ同時進行を見ることが出来る。

　古典的なギャグの連続で、目新しさというものはないが、テンポの良いギャグの連発はコメディの手本のようなもの。フランク・ドレビンが行動する度に起こる騒動が楽しく、あっという間に見ることが出来る。今回もセクシーネタ満載なので、大人が楽しむ映画としておすすめ。

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