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「超劇場版 ケロロ軍曹」
投稿日 : 2006/08/31 13:38
投稿者 久保田r
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<スタッフ>
監督:近藤信宏
総監督:佐藤順一
プロデューサー:渡辺啓之、大橋千恵雄
エグゼクティブプロデューサー:角川歴彦、吉井孝幸
原作:吉崎観音
脚本:池田眞美子
美術監督:田尻健一
音楽:鈴木さえ子
主題歌:「ケロロダンシング」おぎやはぎ

<キャスト>
ケロロ:渡辺久美子/タママ:小桜エツ子/ギロロ:中田譲治/冬樹:川上とも子/夏美:斎藤千和/桃華:池澤春菜/モア:熊登麻美子/クルル:子安武人/ドロロ:草尾毅/小雪:広橋涼/ミララ:新垣結衣/キルル:おぎやはぎ/ナレーション:藤原啓治

<ストーリー>
ガンプラを買った帰り道、ケロロと冬樹は不思議な祠を見つけた。祠の中に吸い込まれた二人は、中に祭られていた壷らしきものを割ってしまう。慌ててプラモ用ボンドで修復して祠から逃げた二人だったが、その翌日から地球に異変が起こる。それは、壷が割れたことにより封印が解かれたケロン星太古の兵器、キルルのせいであった。

2006年3月 角川ヘラルド・ピクチャーズ
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Re: 「超劇場版 ケロロ軍曹」
投稿日 : 2006/08/31 13:38
投稿者 久保田r
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 人気テレビアニメ「ケロロ軍曹」の劇場版。同時上映は「まじめにふまじめかいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」。本編中に1シーンだけゾロリたちが登場する。

 テレビアニメではおちゃらけた活躍ばかりのケロロ達だが、劇場版では本来の任務であろう戦闘シーンが満載。特にギロロは本領発揮とばかりに格好良くキメている。タママも大活躍。タママインパクトが何度も炸裂する。

 ストーリーは、封印を解かれて復活したケロン星太古の兵器、キルルによる地球(ペコポン)侵略を、ケロロ達と冬樹達が手を取り合って防ぐという展開で、キルルを再び封印させるには、自分以外の他人と信頼し合い助け合う気持ちがなければ封印することが出来ず、他人を疑うようなマイナス思考を持っていると、逆にキルルに気力を吸われて強大化させてしまうという内容。地球(ペコポン)侵略を目的としているケロロ達と冬樹達は互いに手を取り合うことが出来るのか?という葛藤をストーリーと絡めて描いている。

 作品を見て、昨今の若者に見える対人関係の希薄さというものが見えた気がした。60分という時間枠なので、冬樹達以外の人間達についてまでは描いていないが、主役のケロロ達でさえも簡単に他人に対してマイナス思考を抱いてしまう。そんな人間の精神の脆さが描かれていた。このままでは地球(ペコポン)は侵略されてしまうという危機に直面して葛藤を乗り越えて手を取り合うケロロと冬樹の姿は、失いたくない希望が描かれていると思った。異星人とも友達になれる。その気持ちが地球(ペコポン)を救う。

 所々にお馴染みの「ガンダム」のパロディがあり、ケロロが巨大化して戦うシーンでは「ウルトラマン」を思わせた(BGMもウルトラマン風)。劇場版となってもパロディを活かした構成は健在で、終始面白く見ることが出来る。初登場キャラは、キルルとミララ。キルルは「キエ〜」というような怪獣声が2、3ケ所入っているだけなので、おぎやはぎの声でも十分。しかし、ミララについては惜しかった。キルルを封印する鍵となるキャラの声なので、台詞も多く重要な役回りなのだが、演技力が今一歩。(でもこれもアニメ映画によくあるキャスティングなのだが…)
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