女４人の西部劇ということで期待していったのだが、なんともおやおやの内容。
マデリン・ストー、アンディ・マクダウェル、メアリー・スチュアート・マスターソン、ドリュー・バルモア、とかなりのレベルをおさえていたものの、結局誰一人美人に見えない。
キャラクターもわかりにくいし変に暗く、これじゃあ監督の実力が疑われる。元気だったのはジェリー・ゴールドスミスの音楽だけ、という有様である。あ〜あ、もったいない。

もっとも製作中はトラブル続きで、監督だったタムラ・デイビスをはじめスタッフ・キャストがかなり入れかえられ、主演女優間の不仲も持ちあがり、と悲惨なものだったようだ（マデリン・ストーとシンディ・ウィリアムスの確執からのシンディ・ウィリアムスの降板、ドリュー・バルモアも降板寸前に）。そんなマイナス部分がそっくり表面化してしまったようである。

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