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「スター・ウォーズ/エピソード1〜ファントム・メナス〜」
投稿日 : 2001/01/28 21:45
投稿者 Excalibur
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脚本・監督・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
製作:リック・マッカラム
音楽:ジョン・ウィリアムス

リーアム・ニーソン/ユアン・マグレガー/ナタリー・ポートマン/ジェイク・ロイド
ベルニラ・アウグスト/フランク・オズ/イアン・マクダーミド
オリバー・フォード・デイビス/ヒュー・クオーシー/アーメド・ベスト
アンソニー・ダニエルス/ケニー・ベイカー/テレンス・スタンプ

<日本語版>
クワイ=ガン・ジン(津嘉山正種)/オビ=ワン・ケノービ(森川智之)/アミダラ女王・パドメ(坂本真綾)
アナキン・スカイウォーカー(矢島晶子)/パルパティーン元老院議員(小林勝彦)/シミ・スカイウォーカー(鈴木弘子)
シオ・ビブル(阪脩)/パナカ隊長(梁田清之)/ジャージャー・ビンクス(田の中勇)
C−3PO(岩崎ひろし)/ヨーダ(永井一郎)/バローラム最高議長(金尾哲夫)
ボス・ナス(大平透)/ワトー(麦人)/ダーク・シディアス(坂口芳貞)
ダース・モール(山路和弘)/ヌート・ガンレイ(鈴木勝美)/ルーン・ハーコ(龍田直樹)
リック・オリー(小島敏彦)/メイス・ウィンドゥ(玄田哲章)/船長(佐藤しのぶ)
パイロット1(仲野裕)/TC−14(小野美幸)/ジラ(定岡小百合)
キットスター(出口佳代)/シーク(黒田弥生)/エイミー(濱野ゆうき)
ミリー(永迫舞)/テイ・ハウ(沢海陽子)/グリーン・アナ(稲葉実)
キ=アディ=ムンディ(水野龍司)/OOM−9(大川透)/ドロイド伍長(加瀬康之)

1999年
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「見えざる脅威」
投稿日 : 2005/05/18 22:46
投稿者 Excalibur
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スピンオフ世界では『スター・ウォーズ』世界の歴史は、5000年も前に遡れる。その頃既に共和国とシス帝国は対立していたのだ。そういった壮大なバックボーンを知っていると、この『エピソード1』で描かれる32年前という時期は、如何にも中途半端な気がする。
しかし最近ルーカスが強調しているように、『スター・ウォーズ』はアナキン・スカイウォーカーという人物の物語なのだ。『エピソード7』以降の製作を否定しているのもそのためである。優れたジェダイだったアナキンがダーク・サイドに囚われてシス卿となり、最後にはジェダイとして帰還し、その生涯を終えるまでの物語なのだ。
それを考えると、物語の始まりはこの時点しかあり得ない。ジェダイへの道を歩み出すきっかけとなった、ジェダイ騎士クワイ=ガンとの出会い。結果的に自分がダーク・サイドに堕ちる原因となるが、最後には自分を救ってくれる息子の母親となるパドメとの出会い。尊敬と反発、相反する複雑な感情を抱くことになる師オビ=ワンとの出会い。更には自分の運命を直接・間接問わず大きく揺り動かすことになるパルパティーンとの出会い。ここからアナキンの人生は始まったのだ。これより前からも、これより後からもあり得ない。個人的にはオビ=ワンやクワイ=ガン、ヨーダらの過去、そしてルークたちのその後にも当然ながら興味はあるが、それは少なくても本編で描くべき事柄ではないのだろう。

ところでご多分に漏れず、この作品も幾つかのヴァージョン違いが存在する。
基本的にビデオやLDでリリースされたものは劇場公開版に準じているが、DVDで発売されたヴァージョンは約4分程度長い。おそらく現在ではこちらがスタンダードということになるだろう。鑑賞される際にはご注意を。

                (2002/12/1 VIDEO、2005/3/13 VIDEO)
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投稿日 : 2005/03/21 09:39
投稿者 久保田r
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 何と言ってもマスターことクワイ=ガン・ジンがかっこいい。彼の為の映画。彼あってこその映画。彼なくては語れない映画。それくらいかっこいい。
 彼の弟子オビ=ワン・ケノービもかっこ良く、二人並んでの殺陣は、息もぴったりと合っていて見愡れてしまうほど。その二人に声をあてている津嘉山正種と森川智之の声もかっこ良く、いい男の演技と声に最後まで魅了された。

 物語は、これが本当に『スター・ウォーズ』世界の最初なのか?と、思うくらい、少し中途半端な位置から始まっている気もするが、アナキン・スカイウォーカーの子供時代は可愛いし、若いオビ=ワン・ケノービは茶目っ気もあって素敵だった。どの時代の設定でも確実に『スター・ウォーズ』ブランドで構成されているので、戸惑うことなく見ることが出来た。

 始めから終わりまで見応えのある作りとなっているが、中でもよく出来ていると思ったのが、アミダラ女王の替え玉の設定。絶妙なタイミングでの切り替わりには騙された。
 そして、やはりと分かっていてもショックだったのが、マスター(クワイ=ガン・ジン)の死。彼の最後の闘いは切なかった。
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字幕担当者への不信――
投稿日 : 2002/05/19 19:00
投稿者 Excalibur
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思えば「字幕改善要求」が出たのは、この作品が最初ではなかったろうか。試写会、先々行レイトショー&オールナイト、先行レイトショー&オールナイト、と見る人が増えるたびに不満の声が高くなっていく。私自身も先行レイトショーで見ているが、何箇所かで違和感を覚えたのは事実。一例を挙げるなら、ジャー・ジャー・ビンクスを指したクワイ=ゴンのセリフに出てくる「ローカルな星人」・・・って何?「原住民」とでも訳せばいいものを。他にもファンからの指摘が多かったのは「ボランティア軍」という表現で、これなんかフツーは「義勇軍」とかそんな言葉を当てるよね、といった具合。これだけハッキリと世界が確立している作品だと、独特の言いまわしなどの「決まりごと」「約束事」が多いのだが、それをあくまで無視して取り組んだだけにファンからは総スカンを食ってしまった(単語の使い方もボロボロ)。
実はこれより遡ること2年前、<特別編>三部作が公開された時に、旧作の字幕を全面的に改めたことがあったのだが、この時の担当者はファンの意向をかなり汲み絶賛されたものだった。なんでも一部劇場では、上映終了後に字幕担当者へのコールが沸き起こったというくらい。当然ファンからは引き続き『エピソード1』もこの人でという要望が出たのだが、ルーカス・フィルム直々のご指名とやらで担当者が決められ、件の結果になってしまったのは納得いかない話である。
一方で株を挙げたのは日本語吹替版。<旧三部作>の時は見向きもされなかったのに、俄然注目の的になったのだ。これは字幕版への不信感からの、ファンにとっての緊急批難場所になってしまったこともあるが、やはりしっかりと作られていたからに他ならない。キャストもベテラン、若手共に実力派が集められ、訳語を当てる際にも作品世界のリサーチを行ってるなと思わせる内容だったからである。私は公開初日にはこちらを見に行き、なるほどなーと感心したものだ。
でこの図式は、不幸にも『ロード・オブ・ザ・リング』にそのまま当てはまってしまったのだが、今度はまもなく『エピソード2』が公開される。前作の二の舞か、不安は尽きない・・・。

      (1999/7/10 シネマ・ロサ、1999/11/7 渋東シネタワー4、2002/3/23 VIDEO、2002/7/13 TV)
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全ての物語には始まりが・・・・
投稿日 : 2001/01/28 21:46
投稿者 Excalibur
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シリーズの開幕を告げるに相応しい出来映えであるかどうかの結論は完結まで待ちたいが、正に全世界が待ち望んだシリーズの最新作である点は異論が無いだろう。
もはや新作が作られることはないのでは、という不安を払拭してくれたのは嬉しい限りで、やはり「20世紀フォックス・ファンファーレ」が流れ、お馴染みの「A long time ago in a galaxy far,far away....」というテロップが出、「スター・ウォーズ」のテーマが流れてきた瞬間の感慨は・・・筆舌に尽くし難いものがある。
この<新三部作>がどのような結末を迎えるのかは、ファンは皆知っている。共和国は衰退し、帝国が台頭する。ジェダイ騎士は滅亡し、ケノービやヨーダは隠遁を余儀なくされ、そしてアナキン少年は悪の権化たるダース・ヴェイダーへと変貌を遂げて行くのだ。一方でアナキンとアミダラの間にはルークとレイアという<新たなる希望>も誕生するものの、シリーズ全体のトーンとしては明るさは期待できない。
だがまだこの一本目では然程暗さは感じられず、匂わせる程度にとどまり、ルークとは違ったタイプの主人公であるアナキンの冒険を味わえる趣向だ。少なくても見ている間はアナキンの今後の運命に想いを馳せている余裕はない。

                (1999/7/3 ワーナー・マイカル・シネマズ大井 7番スクリーン<先行>)
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