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「超劇場版 ケロロ軍曹 4/撃侵ドラゴンウォリアーズであります!」
投稿日 : 2010/04/20 16:15
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
総監督:佐藤順一
監督:山口晋
エグゼクティブプロデューサー:角川歴彦
原作:吉崎観音
脚本:山口宏
キャラクターデザイン:迫崎史敏
音楽:鈴木さえ子
オープニングテーマ:内藤大助「ケロロ・ジャポ〜ン」
主題歌:Kiroro「みんなあなたを愛してる」

<キャスト>
ケロロ:渡辺久美子/タママ:小桜エツ子/ギロロ:中田譲治/クルル:子安武人/ドロロ:草尾毅/冬樹:川上とも子/夏美:齋藤千和/ナレーション:藤原啓治、水城奈々、郷里大輔、他

<ストーリー>
地球のあちらこちらに巨大な謎のアーチが出現する。ケロロ小隊は、分散してアーチの監視を始めるが、桃華と共にフランスへ行っていたタママが行方不明となったのを手始めに、ギロロ、クルル、ドロロらが突然攻撃を受け、ドラゴンに取込まれる。そして、フランスへと向かったケロロと夏美と冬樹らは、桃華の友達のシオンと出会う。

2009年 角川映画
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Re: 「超劇場版 ケロロ軍曹 4/撃侵ドラゴンウォリアーズであります!」
投稿日 : 2010/04/20 16:18
投稿者 久保田r
参照先
 今回の作品の舞台は、フランス。日本を飛び出してケロロ小隊と夏美らが世界遺産モン・サン・ミシェルの前でドラゴンとバトルを繰り広げる。

 作品全体に流れている大きなテーマは「友だち」。このテーマは、1作目からブレていないので好感が持てる。そして、今作の新キャラクターは、フランスに住むシオンという名の少女で、桃華の友だち。この少女がドラマの発端となっており、ケロロ達は、ドラゴンの姿にされながらも地球(ペコポン)を救うためにそれぞれの相棒と一体となって戦い抜く。

 各キャラクターの登場が上手く、ストーリーの運びにも無茶な流れといったものがないので、始めから終わりまで順に展開を追って見ることができて良かった。ケロロの活躍はもちろんのこと、今回は、桃華が大活躍していて新鮮味があった。フランスの屋敷などのセレブな雰囲気の中、家来を相手に戦い、時にはシオンを叱咤し、ドラゴンにも向かって叫ぶシーンはとても良かった。「このわからず屋!」と叫んだシーンは、思わず目頭が熱くなった。

 地球のエネルギーを吸い上げて産まれようとするドラゴンの姿は、あたかも赤子のようであり、そこに何かしらのメッセージ性があるかのような映像にも見えたが、遂にはドラゴンとはならず、まったく別の姿形となって生まれ変わった点については、アニメらしい展開であるし、生命について少しばかり考える印象的な展開だった。

 全体的にバランスよく作られている作品だと思う。これでギロロ達がドラゴンの姿ではなく、それぞれの姿のまま集まって戦う姿があれば言うことなしだった。ストーリーの流れのテンポもよく、なかなかの作品。
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