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「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」
投稿日 : 2011/06/09 13:56
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:アベユーイチ
プロデューサー:隠田雅浩
エグゼクティブプロデューサー:山本英俊
脚本:アベユーイチ
撮影:三栗屋博
音楽:川井憲次
主題歌:GIRL NEXT DOOR「運命のしずく〜Destiny's star〜」
照明:松隈信一

<出演>
小柳友/濱田龍臣/土屋太鳳/石橋保/さとうやすえ/ベンガル/きたろう/平泉成、他

<声の出演>
宮野真守/緑川光/神谷浩史/関智一/西岡徳馬/若本規夫/川下大洋/宮迫博之/黒部進/森次晃嗣/団時朗/高峰圭二/石丸博也/田中秀幸/長谷川初範/萩原佐代子/石田伸之/石坂浩二

2010年 松竹

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Re: 「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」
投稿日 : 2011/06/09 14:03
投稿者 久保田r
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 前年公開された劇場作品「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」にてウルトラセブンの息子として彗星のごとく登場した、ウルトラマンゼロを主人公としたウルトラマンシリーズ45周年記念作品。倒すべき敵は、前作ゼロが倒した筈のウルトラマンベリアル。ベリアルは生きており、皇帝(カイザー)となって光の国とは異なる別の宇宙に強大な銀河帝国を築き、人々を苦しめていた。

 メインとなって登場するのは、ゼロと、ゼロが体を借りるランという名の青年、ランの弟ナオ、惑星エスメラルダの王女エメラナ、エメラナ姫を守るジャンバード、ジャンバードが変形するジャンボット、鏡の騎士ミラーナイト、「炎の海賊」の用心棒グレンファイヤー、そして「炎の海賊」の3人衆。今回ゼロが戦う場は、光の国から遠く離れた別の宇宙であるため、光の国の戦士たち、すなわちウルトラマン一族は、少々影が薄く、出番が少なめ。

 対する敵のベリアル側は、前作よりもさらに強大になったカイザーベリアルと、幹部のアイアロン、同じく幹部のダークゴーネ、戦闘アンドロイドのダークロプス、戦闘ロボットのレギオノイドなどが登場。ベリアルは、ダークロプスとレギオノイドを大量に作っており、加えて戦艦も大量にあり、圧倒的な質量で持って攻撃を仕掛ける。

 前作では、人間の姿のなかったゼロが、重傷を負ったランという青年の体を借りて行動するという設定は、「ウルトラマン」シリーズにふさわしい展開となっていてよかったと思う。石坂浩二さんのナレーションも、昭和の頃の「ウルトラマン」を彷彿としていて良い味わいだった。だが、描いている作品世界は、地球とは無縁の遠い遠い別宇宙のことであり、数人の人間が登場するものの、キャラクターのメインはゼロら戦士たち。ゼロ、ジャンバード(ジャンボット)、ミラーナイト、グレンファイヤーら戦士たちに人間同様のキャラクター性が与えられ、人間同士が会話をするように言葉を交わし、仲間となり、助け合いながらカイザーベリアルに立ち向かって行く。

 敵味方ともに個性的なキャラクターが揃っており、魅力が満載。敵側のキャラにも愛すべき個性があり、単なる勧善懲悪ものではない面白さを内包している。そのため、バトルシーンは見応えあり。作品のメインとなる後半のバトルシーンは、ゼロ vs カイザーベリアルのバトルを筆頭に、様々な工夫が凝らされてあって怒濤の展開となっている。

 私的には、「炎の海賊」の3人衆が楽しかったが、実は最もストーリーを引っ張っていたのは、ランの弟ナオではないか、と感じている。ナオを演じた濱田龍臣くんの吸引力が抜群で、彼がいるとシーンに安定感が生まれ、素晴らしい存在感だった。そして、カイザーベリアルの声を演じた宮迫博之さんの迫力。もっと台詞を聞きたいほど一体感があった。

 追記。
 ゼロのアクションポーズが、かっこいい。特に決めポーズ(鼻をこする仕草じゃないよ/笑)は、しびれるほど。
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