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「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
投稿日 : 2011/07/06 14:15
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督・VFX:山崎貴
プロデューサー:東信弘、山田康裕、石丸彰彦、安藤親広
共同製作:渡辺香、島谷能成、小林昭夫、亀井修、辰巳隆一、仲尾雅至、羽雁彰、北山有一郎、石井博之、島村達雄、加太孝明、二宮清隆、松田英紀、松本哲也
エグゼクティブプロデューサー:飯島三智、阿部秀司、市川南
企画:中沢敏明、濱名一哉
原作:西崎義展
脚本:佐藤嗣麻子
撮影:柴崎幸三
編集:宮島竜治
キャスティング:北田由利子
音楽:佐藤直紀
主題歌:スティーブン・タイラー「LOVE LIVES」
VFXディレクター:渋谷紀世子

<出演>
木村拓哉/黒木メイサ/柳葉敏郎/緒形直人/池内博之/マイコ/矢柴俊博/波岡一喜/斎藤工/三浦貴大/大和田健介/原田佳奈/石川紗彩/佐々木一平/沢井美優/杉浦文紀/上野なつひ/東海林愛美/松本まりか/南圭介/浅蜊陽介/田中要次/須田邦裕/飯田基祐/二階堂智/藤田弓子/堤真一/高島礼子/橋爪功/西田敏行/山崎努、他

<声の出演>
緒方賢一/伊武雅刀/上田みゆき/ささきいさお

2010年 東宝

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Re: 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
投稿日 : 2011/07/06 14:17
投稿者 久保田r
参照先
 日本のアニメの歴史に燦然と輝くSF大作「宇宙戦艦ヤマト」の実写版劇場作品。監督は、VFXといえばこの人であり、「ALWAYS 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞監督賞を受賞した山崎貴さん。主人公の古代進役は、木村拓哉さん。森雪役は、黒木メイサさん。声には、アニメの「ヤマト」ではお馴染みの緒方賢一さん、伊武雅刀さん、上田みゆきさん、ささきいさおさんが出演している。

 2199年。地球は、5年にも及ぶ「ガミラス」の遊星爆弾の攻撃を受け、全土が放射能に冒され、地下に都市を築いて生き延びていた。ある日、謎のカプセルが地球上に落下。カプセルに入っていた座標に向け、宇宙戦艦ヤマトは、全人類の希望を乗せてイスカンダルへと飛び立った。ガミラスの攻撃をしのぎ、辛い思いを経て辿り着いた先で待ち受けていたものは、さらに過酷な運命だった。死闘を繰り広げるヤマト。地球は助かるのか──!?

 観て感じたことは、「ヤマト」のロマンがふんだんに入っているということを先ず初めに第一印象で感じ取って胸が熱くなった。「無限に広がる大宇宙」のメロディーに涙腺が弛み、アナライザーの声に心が震え、シナリオの端々にある「ヤマト」らしさの設定の数々に感動した。これらが当実写版の良さではないかと思った。「ヤマト」が目指したものは何か。「ヤマト」が描いたものは何か。が、当作品のストーリーの中に込められているように思った。アニメと多少の設定の違いはあれど、”核”たるところは外していないと感じた。解釈という言葉が適切なのかどうかは分からないが、当作品の描写した”解釈”は、見る者の心に訴える「ヤマト」のロマンと熱さと希望を持っていたように思う。

 私的に惹かれたのは、ガミラスとイスカンダルの表現。あれほど圧倒的な質量と強大な攻撃力を持つガミラスとは、どれほど骨太な存在であろうかと想像するに、その実は、意外性の塊となっている。ギャップと言い換えると分かりやすいのかも知れない。当作品で描いたガミラスとイスカンダルの有り様は、案外と身近に、それも自分自身の中にさえもあるのかも知れない。と、感じた。

 小説を読んだ時にも感じたが、アナライザーがとても良かった。アナライザーの声を聞いて涙したのは、これが初めてかも知れない。心から感動した。伊武雅刀さんの声は、渋くてかっこいい。不敵さが伝わるイメージ通りの声。上田みゆきさんの声は、美しかった。”救い”が声に表れていて、こちらもイメージ通りの声。ささきいさおさんは、ナレーションでの出演であったが、聞いた時にやはり落ち着く声だと思った。

 アニメの主題歌「宇宙戦艦ヤマト」の最初のフレーズを使用した音楽が、切なさや悲しみを表現していてドラマを盛り上げている。登場人物たちの命を懸けた戦いが描かれている。心が熱くなる作品。
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