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「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE」
投稿日 : 2011/08/07 16:17
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:田崎竜太
アクション監督:宮崎剛
原作:石ノ森章太郎
脚本:三条陸、井上敏樹
特撮監督:佛田洋
音楽:中川幸太郎、鳴瀬シュウヘイ
主題歌:「HEART∞BREAKER」DaiKichi 〜大吉〜

<出演>
吉川晃司/桐山漣/菅田将暉/山本ひかる/木ノ本嶺浩/山本太郎/かでなれおん/佐戸井けん太/つぶやきシロー/小沢和義/渡部秀/三浦涼介/高田里穂/君嶋麻耶/有末麻祐子/甲斐まり恵/宇梶剛士/大口兼悟/彩也子/なだぎ武/なすび/腹筋善之介/中川真吾/板野友美/河西智美/神尾佑、他

2010年 東映

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Re: 「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカ
投稿日 : 2011/08/07 16:19
投稿者 久保田r
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 今作の「MOVIE大戦」は、仮面ライダーW(ダブル)」のパートの「仮面ライダースカル メッセージforダブル」と、仮面ライダーオーズのパートの「仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望」と、両者が融合する「MOVIE大戦CORE」の三部作構成。

 「仮面ライダースカル メッセージforダブル」は、竜との結婚式の当日、マリッジブルーにかかった亜樹子が、突如現れたプテラノドンヤミーの力によって父の鳴海荘吉がスカルになるまでの真実のいきさつを知るというもの。亜樹子の意識は父が健在だった頃に飛ばされ、そこで亜樹子は自分と似ているメリッサという女性歌手と、父の相棒のマツと、父との間に起きた事件を見る。ドーパントに襲われた荘吉は、シュラウドの手を借りてメモリの力を得てスカルとなる。戦いの真っ最中に亜樹子からかかって来た電話に出る荘吉の娘への切なく惜しみない愛。そして、自らの罪を認め、それを許さない荘吉の美学が描かれている。

 「仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望」は、歴史上最も欲望が深い人物とされる織田信長が人造人間として現世に蘇るというもの。鴻上の手によってミイラが発見され人造人間として蘇った織田信長は、研究所から脱走して映司と出会う。名前以外の記憶のないノブナガは、現代のことを学び、映司と一緒にバイトに行った先の社長にスカウトされてあれよあれよという間に会社を乗っ取って成功者となる。だが、ノブナガは裏では恐ろしい姿に変身し、かつての敵の末裔を次から次へと葬っていた。

 「MOVIE大戦CORE」は、ヤミーを追って来たオーズとダブルが出会い、炎の姿をした巨大なエネルギー体の仮面ライダーコアと戦うというもの。圧倒的なエネルギーを放つ仮面ライダーコアを倒すには「コア」の部分を破壊するしかないと、ダブルとオーズは地球の内部へと突入し、戦いを繰り広げる。地上では、竜がプテラノドンヤミーから亜樹子を守るために生身の状態で戦っていた。幾度目かの攻撃を受けた時にアクセルの変身ベルトが現れ、竜は「君をまもるためにも」とアクセルに変身して戦う。そこへ仮面ライダーバースが現れ、共に戦ってヤミーを倒す。コアを倒したダブルとアクセルは地上で再会。映司は、思いもよらぬ場所から地上に生還した。

 全体的にコメディータッチがあちこちにあって軽妙な作りではあるのだけど、その中にあってスカルの物語は渋くて大人の魅力があってかっこいい。荘吉は、いつでもどこでもどんな時でもハードボイルドさが決まっていて常にダンディー。”妻子持ちなのにいつも美女が寄って来る”という荘吉の娘にかける愛情が切なくてよかった。トリオ漫才のような翔太郎とフィリップと竜も楽しくてよかった。一方オーズは、ストーリーの核(コア)となる部分が掴めなくて誰のためのストーリーなのかが分かり難かったのが残念。雰囲気はオーズらしさに包まれていたのでよしとしても、ノブナガがバースに変身する必要性が感じられなかったのと、そのバースに変身した後の話のオチが宙ぶらりんな感じなところが今一歩。決め台詞である筈の「空が青い」の説得力が弱かったのも惜しいところ。ダブルとオーズが共に戦う敵、仮面ライダーコアは、フォルムがよくできていると思った。完全な形ではないのに圧倒的な強さを感じられて美しくてよかったのだけれど、でもあれでは格闘がし難い。抽象的な姿で意表があってよかったのだけれども。

 追記。
 「メッセージforダブル」で、劇場でメリッサを庇って戦う荘吉を見て感激していた二人の子供は、男の子は翔太郎で、隣りにいた女の子は、TVシリーズ1・2話に登場する翔太郎の幼なじみの津村真里奈なのだね。細やかな設定に感動。
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