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「こまねこのクリスマス/迷子になったプレゼント」
投稿日 : 2011/11/29 16:03
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:合田経郎
プロデューサー:松本紀子
原作:合田経郎
キャラクターデザイン:合田経郎
アニメーター:峰岸裕和、大向とき子

2009年 ドワーフ
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Re: 「こまねこのクリスマス/迷子になったプレゼント」
投稿日 : 2011/11/29 16:05
投稿者 久保田r
参照先
 コマ撮り人形アニメ「こまねこ」の劇場版作品。こまちゃんは、パパとママに会えるクリスマスをとても楽しみにしていたが、パパとママから女の子の人形のプレゼントが送られて来て、クリスマスに会えないことを知って激しく落ち込む。こまちゃんの落ち込みを見かねた発明少年のラジボーは、箱に貼ってあった送り主の住所を剥がし、力強く外を指差した──。

 どんな理由で離れて暮らしているのかは分からないけれども、こまちゃんはまだ幼い子どものため、クリスマスにパパとママと会えないと知った時のショックは、相当なものだったと思う。その感情を表しているのが、暖炉に向かって人形を投げるシーンで、癒しの代表のような可愛くて愛らしいこまちゃんにも抑制の効かない子どもらしい感情がありますよ…という、キャラクターの持っている「性格」を知らしめる格好のシーンであったと思う。あのシーンがあったおかげで、こまちゃんを見て癒されようというスタンスから、この後どうなるんだろう…という物語の中に入り込むような見方に変わったのは確か。

 今作でのこまちゃんは、子どもらしい感情がよく表れており、感情の起伏が豊かで涙もろい。それが子どもらしさ。好奇心旺盛で、時に無茶をしては泣いたり笑ったり。こまちゃんを見ていると、ほんの一瞬の出来事で揺れ動く子どもの感情の振れ幅といったものを思い起こさせてくれる。ラジボー少年とのコンビネーションもお見事。おじいちゃんの愛情も温かくて優しい。ハートフルな作品。
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