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「アイアンマン」
投稿日 : 2012/01/11 17:37
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:ジョン・ファヴロー
製作:アヴィ・アラッド、ケヴィン・フェイグ
製作総指揮:ジョン・ファヴロー、ルイス・デスポジート、ピーター・ビリングスリー、アリ・アラッド、スタン・リー、デヴィッド・メイゼル
キャラクター創造:スタン・リー、ドン・ヘック、ラリー・リーバー、ジャック・カービー
脚本:マーク・ファーガス、ホーク・オストビー、アート・マーカム、マット・ハロウェイ
撮影:マシュー・リバティーク
視覚効果監修:ジョン・ネルソン
編集:ダン・レーベンタール
音楽:ラミン・ジャヴァディ
音楽監修:デイヴ・ジョーダン

<出演>
ロバート・ダウニー・Jr/ジェフ・ブリッジス/テレンス・ハワード/グウィネス・パルトロー/ショーン・トーブ/レスリー・ビブ/ファラン・タヒール/サイード・バッドレヤ/ビル・スミトロヴィッチ/クラーク・グレッグ/ティム・ギニー/ジョン・ファブロー/スタン・リー/サミュエル・L・ジャクソン、他

2008年
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「アベンジャーズ」フェイズ1 第一章
投稿日 : 2013/09/16(Mon) 10:27
投稿者 Excalibur
参照先 http://odin2099.exblog.jp/
何度も映画化の話が持ち上がり、かつてはトム・クルーズ主演で企画も進められ、ニコラス・ケイジやレオナルド・ディカプリオの名前が挙がっていたこともあったらしいが、戦うセレブ、トニー・スタークを演じているのはロバート・ダウニーJr.。
マーベル・コミックが立ち上げた映画製作会社マーベル・スタジオの、第1回作品で、日本公開は前後してしまったが、<マーベル・シネマティック・ユニバース>はこの作品から始まった。

天才発明家にして巨大軍事産業のCEOトニー・スタークは、アフガニスタンの地で米軍相手に最新兵器のデモンストレーションを行った帰途、武装テロリスト集団に襲われて重傷を負い、拉致監禁されてしまう。同じく監禁されていた医師インセンの手によって人工心臓を埋め込まれ、九死に一生を得たトニーだったが、自社の製造した武器をテロリストたちが手にしているのを見てショックを受ける。
テロ集団はトニーに武器を作ることを強要するが、隙を見て彼が作り上げたのはパワードスーツだった。それを装着して辛くも脱出に成功したトニーは、帰国後、兵器産業からの撤退を宣言。自宅に篭り改良型のパワードスーツ製作に着手する。
自分が開発した兵器で苦しんでいる人々を救いたい、というのがトニーの願いだったが、会社の株は下落、幹部会はトニーの解任を要求してきた。そしてトニーの知らないところで、会社はテロリストたちに武器を供給し続けており、その黒幕はトニーの身近なところにいたのである…。

懐かしくも新しいレトロ・フューチャーな匂いのするデザインが秀逸なアイアンマンの冒険譚第1章で、グウィネス・パルトローやジェフ・ブリッジス、テレンス・ハワードら大人向けの役者陣を揃えながらも(ロバート・ダウニーJr.を含めて、皆アカデミー賞候補や受賞者ばかり)、プラモデルやフィギュア造りに勤しむ大の大人を中心に据え、”男の子の夢”を正面切って描いた作品。かと思いきや、実は企業の買収・防衛というか会社乗っ取り劇を描いていたという社会派映画だったりもする?!

ただトニー・スタークは挫折を味わった、改心した、といっても基本の”オレ様キャラ”は変わらない。ロバート・ダウニーJr.も胡散臭さ全開で、そこが彼の魅力だろう。もっとも原作コミックではアルコール中毒になったり、路上生活者になったりと、毀誉褒貶激しい人らしいが、そのあたり、今後の作品で描かれることがあるのかどうか。

アメコミには、同じ出版社の作品は同一世界という基本ルールがあるが、映画化の際には権利関係をバラ売りしたりするので再現が難しい。そこで枠を取っ払って世界観を共有させるべく自社製作という形で実現させたのがこの<マーベル・シネマティック・ユニバース>なのだが、今見ると「続編への伏線」っぽい台詞はあるものの、エンドロール後のニック・フューリー登場シーンを除けばあからさまな『アベンジャーズ』へのフリはない。
勿論一作目となるこの作品がヒットしてくれないことには「次」なんか有り得なかったのだから当然と言えば当然なのだが、その分キャラクターの紹介には十分配慮されていて、トニーとペッパーの関係とかローディの立ち位置などは丁寧に語られており、以降の作品が『アベンジャーズ』ありきになってしまったのとは一線を画している。

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吹替版
投稿日 : 2012/01/11 17:41
投稿者 久保田r
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 冬休みに子どもたちと一緒に吹替版を鑑賞。私は普段は吹替版は鑑賞しないのだけど、最近になって藤原啓治さんの声に魅力を感じ、相方さん情報により「アイアンマン」の主人公の声を演じていることを知り、どんな藤原”トニー・スターク”啓治となっているのか興味津々で吹替版にて再鑑賞をしたしだい。

 ちなみにキャストは、トニー・スターク:藤原啓治、ジェームズ・ローズ:高木渉、オバディア・ステイン:土師孝也、ペッパー・ポッツ:岡寛恵、インセン:井上倫宏、J.A.R.V.I.S.:加瀬康之。

 ストーリーについては、作品を一度見ているし、シーンの展開についても覚えているため、新鮮味といったものはなかったけれど、吹替版でも笑えるポイントは同じように面白かったので、再鑑賞でも十分に楽しめた。藤原啓治さんの声は、役のイメージとピッタリと合った声だったと思う。言葉数の多い早口の台詞でもきっちりと聞き取れたし、セクシーなムードの時、シリアスなムードの時、お茶目なムードの時といった声の表情が微妙に演じ分けられてあったので魅力的な藤原”トニー・スターク”啓治に仕上がっていたように思う。

 ジェームズの声の高木渉さんとオバディアの声の土師孝也さんの声も、役のイメージと合っていて良かった。特にオバディアを演じた土師孝也さんの声は、キャラクターの裏の顔をも滲ませた声の表情でとても良かった。

 吹替版を見ていて思い出したことが一つ。以前にテレビのロードショーでほんの一部のシーンを見たことがあり、池田秀一さんと山寺宏一さんの会話のシーンをたまたま覚えていたのだが、その時は、見たシーンがほんの一部であったため何の作品だったのか判然としないままで、それがこの吹替版の鑑賞によってその作品が「アイアンマン」であったことが今回はっきりと分かって気分がすっきりした。池田秀一さんが演じたのは、トニー・スターク。山寺宏一さんが演じたのは、ジェームズ・ローズ。池田”トニー・スターク”秀一は、全部見たわけではないので、比較できる話ではないのだけど、今回の鑑賞で藤原”トニー・スターク”啓治が思いの外かっこよかったので、私は藤原啓治さんの声の方が好みかなぁ。
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Re: 「アイアンマン」
投稿日 : 2012/01/11 17:39
投稿者 久保田r
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 アメリカの漫画出版社マーベル・コミックから生まれた人気SFヒーロー作品「アイアンマン」の実写版映画。巨大な兵器企業の社長であるトニー・スタークは、豪勢で優雅な暮らしをしていた。ある日、新兵器のプロモーションで訪れたアフガニスタンで移動中に襲われ、拉致される。トニーは重傷を負い、胸に装置を付けながら、ゲリラの本拠地の洞窟内で新兵器ミサイル「ジェリコ」を作るよう命じられる。トニーは、同じく捕まっていた物理学者のインセンを助手とし、ミサイルを作るフリをして頑強なパワード・スーツを作り上げて強行脱出する。帰国したトニーは、兵器の事業を辞めると宣言。社会を騒動に巻き込み、自身は自宅にこもって新しいパワード・スーツの開発に専念する。そして、会社の役員であるオバディア・ステインが、何かと口出しするようになり…。

 あらすじ紹介をすると長くなるので適当に打棄って、先ずは一言叫ぼう。「トニー・スターク=アイアンマンかっこいいっ!!」。感想はもうこれに尽きる。どんな内容の事業であれ父親の遺した会社を継ぎ、天才的頭脳の持ち主であり、めちゃくちゃ豪華でだだっ広い邸宅を持ち、何台もの高価な車を持ち、常に美女が近寄って来て、才色兼備な秘書がいて、天は二物を与えずと言うがそんなの嘘だねと思わず否定してしまうようなそんな完璧な男でありながら、アフガニスタンで拉致されて現実を突きつけられて命からがら抜け出して、今度は世のため人のためになる物=アイアンマンを作り出して自分自身で装着して悪をやっつけるヒーローだなんて、なんて出来過ぎた話だ!そんなの漫画や映画の中の話だ!ええ。これは漫画が原作の映画ですから。…と、そんなことを堂々と大声で言い切れるようなそんなスカッとしたヒーロー作品。

 一言でヒーロー作品と言うと、主役は若いイケメンを想像してしまうが、この作品の主役は、当時43歳のイケメンなオヤジ。そのため、若さゆえがむしゃらに正義に突っ走るヒーローではなく、若いうちに恵まれた人生を過ごした男が中年になってから突如現実と直面して挫けずにたとえ一人きりでも悪に立ち向かってゆくというこれまでの人生を懸けたタフなヒーローとなって描かれているので、深い奥行きと幅広さが感じられてよかった。自身の才能を疑わず、美学を貫き通すかっこよさが表れていた。実にかっこいい。

 次から次へと色々なことが起こるストーリー展開は、刺激的で楽しかったが、でもところどころに前後の脈絡が分かり難いシーンがあり、その点は少々残念だった。時間の関係ゆえかも知れないが、もう少し説明的な台詞なりシーンがあると良かったかも知れない。

 しかし!それを補ってあまりあるかっこよさ。茶目っ気たっぷりなトニーがかっこいいのはもちろんのこと、名前の響きが少々跳ね過ぎな美人秘書のペッパー・ポッツが、始めは髪を後ろで一つに結んでいたものが、スートーリーが進むにつれて少しずつセクシーになって行ったのには気が利いているし、上司であるトニーと一線を越えないのも良いところ。アイアンマンになる必然的過程がドラマチックに描かれているのも良い。そして、トニーの自宅内の工房と呼ぶには立派過ぎるパワード・スーツ製作室の助手のロボたちが頼りになるうえ愛嬌があってかわいい。消化剤を撒き過ぎてもいい。どうかクビにしないでください。トニーさま。
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