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「仮面ライダーW(ダブル)FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ <ディレクターズカット>」
投稿日 : 2012/08/31 16:10
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:坂本浩一
アクション監督:宮崎剛
プロデュース:塚田英明、橋一浩、本井健吾
原作:石ノ森章太郎
脚本:三条陸
3D技術コーディネーター:小林真吾
撮影:倉田幸治
特撮監督:沸田洋
美術:大嶋修一
音楽:中川幸太郎、鳴瀬シュウヘイ
主題歌:松岡充『W(ダブル)』

<出演>
桐山蓮/菅田将暉/山本ひかる/木ノ本嶺浩/なだぎ武/寺田農/杉本彩/須藤元気/松岡充/生井亜実/飛鳥凛/なすび/腹筋善之介/中川真吾/板野友美/河西智美/八代みなせ/出合正幸/中村浩二/黒沢美香/渡部秀、他
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Re: 「仮面ライダーW(ダブル)FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ <ディレクターズカット>」
投稿日 : 2012/08/31 16:12
投稿者 久保田r
参照先
 2010年夏公開の劇場作品のディレクターズカット版。およそ20分間の未公開映像を追加し、さらに作品の続きを匂わせる衝撃のエンディングを収録。

 追加となっている未公開映像は、アクションシーンのカットの追加や、登場人物のドラマの部分のカットの追加。そして、本編では流れなかった細かなシーンの追加など。こういった未公開映像の追加がディレクターズカット版の主な特色ゆえ、20分間もの追加があるのは嬉しいところ。アクションシーンのカットの追加はもちろんのこと、特にドラマの部分の追加は、登場人物の心の揺れ動きが一層細かく伝わり、より作品世界の理解が深まる追加シーンとなっている。

 印象に残ったのは、作品の主軸であるフィリップのシーンの追加。マリアに母の面影を重ねるフィリップの、一見幼いようにも見える子どもっぽい仕草と表情と感情の表れが、この作品の描こうとする母子(親子)愛を表現しており、フィリップの一方通行のようでありながらも確実にマリアの心に届き、最後の克己との決戦をクライマックスに、相反する2人の息子の思いと衝突とがよりドラマチックな展開となり一層の厚みが増す追加シーンとなっていて良かった。

 映像の追加が盛り込まれながらも、作品全体のテンポが劇場版とほぼ変わらないのもよいところ。追加映像の編集のタイミングが劇場版とほぼ変わらないため、間延び感が全くなく、ともすればこれが劇場版ではないかと思えるくらいの丁寧な見やすい仕上がりとなっていてよかった。アクションシーンの追加にも、各キャラクターの人間性が描写されているシーンが多いため、ドラマ部分の追加と合わせ、当ディレクターズカット版は人間ドラマの表現がより豊かになっている。数奇な運命を背負った登場人物たちの織りなすアクションドラマを堪能できる。
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