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「TRAVELERS/次元警察」
投稿日 : 2013/08/28(Wed) 20:26
投稿者 Excalibur
参照先 http://odin2099.exblog.jp/
次元警察官のアイは指令を受け犯罪者を追跡中、かつての相棒ユイと再会する。
ユイは次元研究の第一人者の兄と共に、次元テロリスト組織<ダウト>のメンバーとなっていた。
彼らの狙いは特殊能力を持つ少女ハルカ。その目的は何か?
そして何故ユイは裏切り者となったのか?!

監督・アクション監督:坂本浩一
脚本:林壮太郎、メカデザイン:小池健、プロデューサー:丸田順悟

長澤奈央、木下あゆ美、高山侑子、海老澤健次、山本康平、
中村浩二、人見早苗、杉口秀樹、島津健太郎

2013年 日本・台湾合作

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トラベラーズ
投稿日 : 2013/08/28(Wed) 20:28
投稿者 Excalibur
参照先 http://odin2099.exblog.jp/
全国でただ1館の上映、しかも一週間限定で一日一回のレイトショー公開のみ、という作品でしたが、ようやくDVDが発売となりました。

次元警察は「時間」ではなく「次元」を移動します。パラレルワールドが幾つもあり、それぞれの世界に自分の分身が存在しているという設定になっています。”敵”の目的は全てのワールドを支配することにあるので、主人公たちは「次元」を飛び回ることになるのです。
その結果俳優たちはそれぞれのワールドで似て非なる別世界の自分(全くの別人と呼べるほど様変わりしている場合も)を演じていますので、何役も演じ違った顔を見せることが出来るというオイシイ側面もあります。

坂本監督なだけにアクションは物凄いですが、それに応える長澤・木下のWヒロインが実に魅力的。しかも全編アクション、アクションのオンパレード、というわけではなく、笑えるシーン、セクシーなシーン、そして泣けるシーンがミックスされ、価値観がガラっとひっくり返るどんでん返しなど、ビジュアル面だけではない見応えも十分あります。
CGもふんだんに盛り込まれ、失礼ながら「どうせ低予算だろうし、ストーリーは二の次。女の子がエロカッコ良ければそれだけで良いや」などと考えてきたので、そのクオリティには驚かされました。

女性コンビが主役のバディ物は俗に<ダーティペア>物などと呼ばれたりもするみたいですが、これは正に実写版のそれ。アニメではこの手の作品は沢山ありますが、実写で説得力あるものを作るのは至難の業だと思いますが、この作品は見事に成功させています。
この設定、このシチュエーション、そしてこのコンビ、このままで終わらせるのは実に勿体ない! 是非ともシリーズ化を願ってやみません。
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