「ウルトラマンサーガ」
投稿日 | : 2014/02/03(Mon) 15:23 |
投稿者 | : 久保田r |
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<スタッフ>
監督:おかひでき
監修:大岡新一
チーフプロデューサー:北浦嗣巳
エグゼクティブプロデューサー:山本英俊
企画:岡崎聖、渋谷浩康
脚本:長谷川圭一
撮影:高橋創
音楽:原文雄
音楽監督:田靡秀樹
主題歌:「Lost the way」Diva
VFXスーパーバイザー:前川英章
VFXプロデューサー:鹿角剛司
特技監督:三池敏夫
<出演>
DAIGO/杉浦太陽/つるの剛士/黒部進/森次晃嗣/団時朗/高峰圭二/真夏竜/秋元才加/梅田彩佳/宮澤佐江/増田有華/小林香菜/佐藤すみれ/島田晴香/木之元亮/布川敏和/斉藤りさ/加瀬信行/小野寺丈、他
<声の出演>
宮野真守/東国原英夫
2012年
Re: 「ウルトラマンサーガ」
投稿日 | : 2014/02/03(Mon) 15:25 |
投稿者 | : 久保田r |
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ウルトラマンシリーズ45周年記念作品第2弾。シリーズの最新ヒーローであるウルトラマンゼロと、2012年に生誕15周年を迎えたウルトラマンダイナ、そして2011年に生誕10周年を迎えたウルトラマンコスモスが活躍する劇場作品。今作でゼロの人間体を演じるのは、DAIGOさん。ダイナの人間体は、つるの剛士さん。コスモスの人間体は、杉浦太陽さん。更にシリーズ初の全員女性隊員による防衛チームのメンバーとしてAKB48から7人が選抜されて出演しており、多くのタレントが出演するゴージャスな作品となっている。
ほとんどの人間が消えた地球に「誰かいませんか?」の声が響く。ほぼ無人と化した地球にわずかに残った7人の若い女性たちは地球防衛隊を名乗ってロボットを操り襲い来る怪獣と戦っていた。別の宇宙空間で多数の敵と戦っていたウルトラマンゼロの頭の中に「地球へ来てくれ」という男性の声が聞こえる。ゼロはその呼びかけに応えて時空を超えて地球へと向かう。またスーパーGUTSマーズの新人隊員として活躍していたタイガは、突如現れた敵と単機で交戦中に敵の移動に巻き込まれ地球へとやって来る。タイガは、身を呈して戦闘に巻き込まれた少年を助ける。その姿を見たゼロは、地球での人間体としてタイガの中に入り込むが、タイガには素直にウルトラマンを受け入れられない理由があった。
レジェンド5の五人集が登場したり人気タレントが多く出演したりとなんとも見た目に豪勢なのだけど、よくよく見てみるとストーリーのメインとなっている場所と人物たちの動きが割とまとまっているので、実のところはコンパクトという印象を受けた作品。ゼロとコスモスとタイガが別空間からやって来て、地球規模で人間がいなくなったりという、そういうでっかい設定はあるものの、メインとなるドラマ部分は限られた場所で限られた登場人物で繰り広げられているので全体を通しての印象はちょっと狭いかな…という印象。しかし、その分人間ドラマがクローズアップされていたように思う。
今作で最もかっこいいと感じたのは、なんとハイパーゼットン。ゼロが「さっきのと比べると迫力不足だぜ」なんて失礼な発言をしていたけれど(笑)、デザインはとってもかっこよくグレードアップしている。”ゼットン最強”さが感じられる佇まいで良かった。
このハイパーゼットンを倒すためにウルトラマンサーガが出現。美しいオーラが立ち上る綺麗な色使いのウルトラマンで、戦いで動くごとに色の余韻が残るような美しさ。サーガの繰り出す技はどれも威力があって強力。フィニッシュは、最高の強さだった。
戦いの後ゼロはタイガの体から離れ、地球を後にする。地球は元の姿へと。後味のよい爽やかなエンディングのラストには、金色に輝く東北地方の映像で締めくくり。震災復興を応援する気持ちが伝わって来た。