「カトゥーリ・カルミナ」「アフロディテの勝利」と共に＜世俗的カンタータ三部作＞を構成する。
バイエルン州ボイロンにあるベネディクト教団修道院から発見された、１３世紀の詩撰集に触発されて作曲され・・・と門外漢が専門家気取りでコメントしていても、説得力がないのでパス^_^;。
一曲目の「おお、運命の女神よ」は、映画予告編音楽の定番中の定番。最近はＣＭやバラエティ番組でも多用されているので、多分聴けば「ああ、あれかぁ」とわかる人も多いと思う。
のっけからインパクト抜群のイントロがあって、続いて重厚な合唱が流れてくるわけで、予告編のようなハッタリをかます必要がある時にはうってつけ。私が意識したのは『忠臣蔵外伝　四谷怪談』の予告だったけど（本編でもタイトルバックで流れる）、他にも『梟の城』なんかで流れていたっけ。ハリウッド製アクション映画では数えきれず。『エクスカリバー』や『将軍の娘／エリザベス・キャンベル』では本編にも使われていたかな。
また直接使わずとも、この曲にインスパイアされた映画音楽は数多いと見た。『オーメン』なんかも影響受けてるように思う（聴いたことないんだけど『アヴァロン』の音楽が似てるとか。『スター・ウォーズ／エピソード１』はわかる気がする）。
実は私もかつて、友人の結婚式の二次会で流すビデオのＢＧＭとして使ったことがあったりなんかして・・・(^^ゞ　　いや、インパクトが欲しくてね〜。
　

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