「BOSTON POPS 2002」
投稿日 | : 2002/07/21 01:16 |
投稿者 | : Excalibiur |
参照先 | : |
演奏:ボストン・ポップス・エスプラネード・オーケストラ
指揮:キース・ロックハート
ゲスト:東儀秀樹
公演日:7/18 サントリーホール
7/19 東京国際フォーラム ホールA
7/20 東京国際フォーラム ホールA
主催・企画制作:TBS/キョードー東京
* * * * * * * *
B Program
序曲「キャンディード」 バーンスタイン
アパラチアの朝 ハレー
ジュビリー 「交響的スケッチ集」より チャドウィック
シェーカー教徒の讃美歌による変奏曲 「アパラチアの春」より コープランド
パリのアメリカ人 ガーシュウィン
(インターミッション)
ニュー・エイジア ゲスト:東儀秀樹 東儀秀樹 編曲:大島ミチル
”タイタニック”愛のテーマ ゲスト:東儀秀樹 ホーナー 編曲:大島ミチル
ジョン・ウィリアムズ・70thバースディ・セレブレーション ジョン・ウィリアムズ
オリンピック・ファンファーレ・アンド・テーマ
ヘドウィグのテーマ 「ハリー・ポッターと賢者の石」より
フライング・テーマ 「E.T.」より
アクロス・ザ・スターズ(「クローンの攻撃」愛のテーマ) 「スター・ウォーズ エピソード2」より
メイン・タイトル 「スター・ウォーズ」より
参考までに――C Program
投稿日 | : 2002/07/21 01:22 |
投稿者 | : Excalibiur |
参照先 | : |
マジック・オブ・ミュージック
マランボ バレエ音楽「エスタンシア」より ヒナステラ
火祭の踊り バレエ音楽「恋は魔術師」より ファリア
魔法使いの弟子 デュカス
魔法にかけられた湖―おとぎ話の絵 リャードフ
魔王カスチェイの踊り―子守歌―フィナーレ バレエ音楽「火の鳥」組曲より ストラヴィンスキー
(インターミッション)
ジョン・ウィリアムズ・70thバースディ・セレブレーション ジョン・ウィリアムズ
ヘドウィグのテーマ 「ハリー・ポッターと賢者の石」より
アクロス・ザ・スターズ(「クローンの攻撃」愛のテーマ) 「スター・ウォーズ エピソード2」より
フライング・テーマ 「E.T.」より
ニュー・エイジア ゲスト:東儀秀樹 東儀秀樹 編曲:大島ミチル
”タイタニック”愛のテーマ ゲスト:東儀秀樹 ホーナー 編曲:大島ミチル
ストロベリー フィールズ フォーエバー レノン/マッカートニー
ペニーレイン レノン/マッカートニー
ロング アンド ワインディング ロード レノン/マッカートニー
序曲「1812年」 チャイコフスキー
参考までに――A Program
投稿日 | : 2002/07/21 01:20 |
投稿者 | : Excalibiur |
参照先 | : |
マジック・オブ・ミュージック
マランボ バレエ音楽「エスタンシア」より ヒナステラ
火祭の踊り バレエ音楽「恋は魔術師」より ファリア
魔法使いの弟子 デュカス
魔法にかけられた湖―おとぎ話の絵 リャードフ
魔王カスチェイの踊り―子守歌―フィナーレ バレエ音楽「火の鳥」組曲より ストラヴィンスキー
(インターミッション)
ハッピー・バースディ!ジョン・ウィリアムズ ジョン・ウィリアムズ
ヘドウィグのテーマ 「ハリー・ポッターと賢者の石」より
アクロス・ザ・スターズ(「クローンの攻撃」愛のテーマ) 「スター・ウォーズ エピソード2」より
フライング・テーマ 「E.T.」より
ニュー・エイジア ゲスト:東儀秀樹 東儀秀樹 編曲:大島ミチル
”タイタニック”愛のテーマ ゲスト:東儀秀樹 ホーナー 編曲:大島ミチル
リチャード・ロジャース・セレブレーション ロジャース/ハマースタイン
メインタイトル 「オクラホマ!」より
飾りのついた四輪馬車 「オクラホマ!」より
サウンド・オブ・ミュージック セレクション
サウンド・オブ・ミュージック―私のお気に入り―もうすぐ17才―さようなら、ごきげんよう―
ド・レ・ミの歌―エーデルワイス―マリア―すべての山へ登れ
Re: 「BOSTON POPS 2002」
投稿日 | : 2002/07/21 01:17 |
投稿者 | : Excalibiur |
参照先 | : |
ジョン・ウィリアムズの後を継いで第20代の指揮者に就任したキース・ロックハート率いる、ボストン・ポップスの来日コンサート。実はボストン・ポップスは2つあることを、恥かしながら今回初めて知りました。ボストン・ポップス・オーケストラはボストン交響楽団のメンバーが中心なのに対して、今回来日したボストン・ポップス・エスプラネード・オーケストラは、もっとコンサートを聴きたいという要望に応えて、ボストンとその近郊のフリー・ミュージシャンを中心に結成されたものなのだそうです。
会場である東京国際フォーラムへも初めて足を運んだわけですが、金管群などの音の抜けが良いので気持良かったです。もっとだだっ広いだけの所かと思っていましたから。ただ、空席が多いのが気になりましたね。流石に一階席はそれほどでもありませんでしたが、二階席は後を除けば殆どガラガラ。B席だけは埋まっていたものの、S席A席はまだまだ売れ残り状態でした。かくいう私も急遽思い立って前日に電話し、B狙いでいたものの「SかAなら」と言われてAにしたという経緯があります。そもそも直前まで来日コンサートがあることさえ知りませんでしたから、J・ウィリアムスの頃とは力の入れ具合がかなり違ったんでしょうかね。
私が行ったのは全三公演中の真ん中のBプログラム。誰が構成したのかは知りませんが、この第一部はかなり辛いものでした。内容は別掲の曲目一覧を見ていただきたいのですが、知らない曲ばかり。私が不勉強だということもありますが、一般的にも日本人には馴染みの薄いものだと思います。そのせいか拍手もまばらな感じでした。
休憩を挟んでの第二部では、ゲストとして東儀秀樹が登場。自身の「ニュー・エイジア」(NHK『新アジア発見』のテーマ曲)を、雅楽とオーケストラとのコラボレーションという形で演奏します。ここでやっと会場も盛り上がります。続いて「”タイタニック”愛のテーマ」。やはり皆さん、知っている曲だとノリが違うということでしょうか。アイルランドの民族音楽と日本古来の楽器との組合せも興味深いものでした。
次ぎのコーナーは<ジョン・ウィリアムズ・70thバースディ・セレブレーション>。今年は前任者のウィリアムズ生誕70周年ということで、ウィリアムズ作品が大きく取り上げられてもいます。『ハリー・ポッター』、『E.T.』、そして『スター・ウォーズ』とお馴染みのメロディーが次々と演奏され、会場のボルテージが一気に揚がり、フィナーレへ。個人的には「アクロス・ザ・スターズ(『スター・ウォーズ/エピソード2』の愛のテーマ)」が逸早く取り上げられていたのが嬉しかったです。ちょっとテンポが早めでしたけれども。
アンコールは「星条旗よ永遠なれ」など三曲。演奏の途中で指揮者のロックハートが急にいなくなったかと思うと、サッカーのユニフォームを羽織って同じくユニフォーム姿の東儀秀樹とビーチボールをドリブルしながら登場。客席に向かって蹴り入れるなどのパフォーマンスも見せてくれました。他にもロックハートは、怪しげな(?)日本語で時折解説を入れるなど観客サービスに徹して会場の笑いをとっていましたし、楽団のメンバーもショーマン・シップを発揮してくれていました。日本の楽団だとなかなかこうはいかないものですが、流石にエンターティンメントの国だけのことはあります。というわけでかなり楽しめるコンサートではありました。ただ他のAプロCプロと比べると、このBプロの構成はやはり今一つ。なんとなーく損した気分にもなったものです。
2002/7/19 東京国際フォーラム ホールAにて