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「名曲の旅シリーズ第19回 真夏の午後のファンタジア」
投稿日 : 2004/08/08 22:29
投稿者 Excalibur
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東京交響楽団 特別演奏会 飯森範親プロデュース

指揮:飯森範親
ソプラノ(ロジーナ):佐藤美枝子 メゾ・ソプラノ(ベルタ):渡辺敦子
バリトン(フィガロ):小森輝彦 バス(バルトロ):久保田真澄
バス(バジリオ):若林勉 バス:大山大輔
東響コーラス/合唱指揮:宇野徹哉
東京交響楽団
コンサートマスター:グレブ・ニキティン

ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」〜ハイライト(演奏会形式)

ホルスト:組曲「惑星」作品32

2004年8月8日[日]2:00p.m サントリーホール
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飯森範親プロデュース!!
投稿日 : 2004/08/08 22:30
投稿者 Excalibur
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サントリーホールでのコンサートに行ってきました。今回のお目当てはなんといってもホルストの「惑星」全曲演奏です。これがまた凄い迫力で・・・というのは後の話。

まず開幕前に指揮者による前説がありました。で、またまた指揮者は飯森さん(苦笑)。今回も自分のリズムとは合わないテンポで指揮をとっているわけですが、こうなると「次はどうくるか」というのが楽しみになりまして、結局は逆説的にファンになっているような次第です(笑)。公式ホームページもちょくちょく覗いてますし、ここは一つ「ファン宣言」でもしようかな(爆)。

コンサート前半はロッシーニの歌劇「セヴィリアの理髪師」のダイジェスト。
演奏されたのは「序曲」「私は町の何でも屋」「今の歌声は」「陰口はそよ風のように」「それじゃ私ね」「わしのような医者に向かって」「爺さんは妻を求め」「嵐」「この素晴らしく」の9曲。今回のメンバーはオーディションで選んだそうですが、テノールの該当者がいなかったという理由で、重要な登場人物であるアルマヴィーヴァ伯爵の出番がカットされた変則的なものになってました。まぁダイジェストですし、知らない人は気にしないと思いますがね。
その後で、選考に漏れたものの「将来楽しみな逸材」ということで特別枠として出場の決まった新人歌手のお披露目で、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」第1幕から”これが恋人のカタログ(カタログの歌)”。ここで休憩となります。

後半はいよいよお待ちかねの「惑星」。
先ず初っ端の「火星」の大音量に圧倒。生の迫力ここにあり、頬が痛くなるくらい、音の波動をビシビシ感じました。相変らずその微妙なテンポには馴染めないものもありましたが(苦笑)、これが聴けただけで今回のコンサートは満足といっても過言ではないくらいです。以後の「金星」「水星」「木星」・・・もその自分の感覚とのズレを楽しみながら、いよいよ終曲の「海王星」。きちんと女性コーラスも舞台に上がっての演奏でパイプオルガン付き。・・・といっても実は良くわからなかったのです・・・(汗)。演奏者がスタンバイしていたからパイプオルガン鳴るな、と待ち構えていたんですが聴き取れず・・・情けないですね。

この後アンコールがあるのかなぁ〜と思っていたら、そのまんまメンバー退場?!
ちょっと拍子抜けでしたけど、それでも初めての生「惑星」を充分に堪能致しましたので良しとしましょうか。
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