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「ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集 第11回」
投稿日 : 2005/10/10 13:37
投稿者 Excalibur
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ここ数年ですっかりファンになった「現役医大生ハーピスト」の竹松舞。もっと早くその存在を知っていたら、高校生時代の演奏も聴けたかもしれないと思うと残念に思うが、今後の活躍にも期待しながらチョコチョコとコンサート情報をチェックしている。そんな中でこのコンサートに辿り着いたのだが、最初は完全に守備範囲外だと思っていた。自宅から川崎までは結構遠い。電車を3本乗り継いで約1時間半。決して通えないわけではないが、気軽に行こうという気にもならない距離と時間でもない(その点、例えば東京芸術劇場ならば30分足らずで行くことが出来る)。しかし今夏、別に注目していたコンサートがこの会場で開催されるというので、物は試しと出掛け、思いのほか面倒ではないことがわかり、更に会場そのものがすっかり気に入ってしまったので発売日にチケットを購入した。
もう一つ、今回の指揮者が大友直人だったというのもこのコンサートを選んだ理由である。ご承知の通り『宇宙戦艦ヤマト』ファンでもある自分にとって、「指揮者:大友直人」は思い入れのある名前。その頃から一度は実際にコンサートで聴いてみたいと密かに思っていたのだが、その願いもこれで叶うことになったのだ(そういえばこの人は、演奏中に譜面を一切見ない(譜面台も用意していない)「暗譜」で指揮をしていたが、いつもそうなのだろうか)。
正直言ってしまえば今回のプログラムは、あまり食指を刺激されるものではなかった。モーツァルトといっても「フルートとハープのための協奏曲」は聴いたことがなかったし、ベルリオーズの「幻想交響曲」にしたって良く聴くのは有名な第4、第5楽章くらいなものだ。ということでほとんど馴染みのない曲ばかり並んだコンサートだったのだが、結論を言えばやはり聴いて良かった、と思う。
もう「可愛い」と呼ぶには失礼な年齢になりつつある竹松舞は、演奏に対する真摯な態度が好感持てるし(最初のうちはあまりハープの音が聴こえないので、ノリが悪いのかなと思っていたが杞憂に終ったようだ)、「幻想交響曲」も厚みのあるオーケストラの生の音の迫力を充分堪能させてもらうことが出来た。あまりホールの音響の良し悪しには頓着しない方なのだが、それでも素人ながら良い音だなぁと感じさせるものがある会場だったということも大きいとは思うが。これで次の機会も迷わずこのホールを選ぶことが出来る。
アンコールはビゼーの「アルルの女」第2組曲から”ファランドール”。実はこれ、大好きな曲なだけに驚きとともに、大変嬉しいプレゼントともなった。
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Re: 「ミューザ川崎&東京交響楽団 名曲全集」
投稿日 : 2005/10/10 13:38
投稿者 Excalibur
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モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
 I アレグロ/II アンダンティーノ/III ロンド:アレグロ
    ――休憩――
ベルリーズ:幻想交響曲〜ある芸術家の生涯のエピソード〜 Op.14
 I 夢と情熱/II 舞踏会/III 野の情景/IV 断頭台への行進/V ワルプルギスの夜の夢

指揮:大友直人   フルート:相澤政宏(東京交響楽団首席フルート奏者)
ハープ:竹松舞   管弦楽:東京交響楽団

主催:ミューザ川崎シンフォニーホール(財団法人 川崎市文化財団)/財団法人 東京交響楽団

2005/10/8 18:00開演
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