20世紀も押し迫った、12月30日に「コミックマーケット59」に行って
きました。初めて行ってみたのですが、なにぶんいっさい予備知識の
ないままの参加でしたので、あくまでコミケにまったく縁の無い人間が
行くとこう思うぐらいの感じでお読みください。

まずとにかく驚いたのはその人の数の多さです。数万、10数万という単位
ですね。いっしょに行った方によるといつもよりもさらに多いということ
でした。これでも世間ではマイナーカルチャーとして扱われているのが
不思議なくらいです。

会場内は大きく東と西に分かれ、東がコミック系、西が小説その他という
かんじですが、かなり重なっている部分もありどういう基準で分けられて
いるのか素人(？)にはよくわかりません。東西それぞれに数百のブースが
あります。

ひと通り見て回ろうと思ったのですが、とくに東側の混み方は尋常なもの
ではなく、身動きが取れないほどです。。やはり(？)アダルト系のブース
が人気があり、「完売」の表示があったり、並んでいる人を整理している
ほどでした。くわしくはわかりませんが、ざっと見た感じでは絵が本当に
上手いなぁと思いました。関連グッズ(ストラップとか)なんかも普通に
市販されてるものと遜色ないですね。ただ見ていて思ったのはこのイベント
自体はメジャーだけれども、ここに集まる人たちの嗜好は相当に細分化され
ていて、それこそブースの数以上のジャンルがあるんだなと。しかもそこには
強靭なこだわりが…。
個人的には「中古バス」のサークルが面白そうでした。

コスプレの方たちの集まるエリアにも行ってみましたが、よくでき過ぎて
いるというか、プロのモデルさんみたいな方が多かったです。なんか
「バトルロワイヤル」が流行ってました。それと髪にサイコロをつけた
キャラクター(勉強不足ですみません。)の方が多かったです。あくまで
個人的には、デーモン小暮閣下とマジンガーＺがよかったです。

西側のブースを見て回っているときに、かばんをぶつけてしまったので
謝ると、相手は紫の髪のアラレちゃんでした。わりと低い声で「すみません」
て言ってたけど。「バイチャ。」とは言ってくれなかったけど。ちょっと
うれしかったなー。

もう少しすいていれば、特に強い興味の無い人でも一見の価値ありだなと
思いました。たしかに日常生活では会えない人に会えたような気がします。


＊「ＰＬＡＹ」への投稿でしたが、こちらへ転載させていただきました。（管理人）

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