「ＮＥＷ　ＹＥＡＲ　ＰＯＰＳ　２０００」
ＭＩＬＬＥＮＮＩＵＭ　ＳＰＥＣＩＡＬ　ＣＯＮＣＥＲＴ　
Ｆｉｌｍ　Ｆｏｏｔａｇｅ　Ｐｒｏｖｉｄｅｄ　ｂｙ　Ｗａｒｎｅｒ　Ｂｒｏｓ．

第一部　バックス・バニー・イン・コンサート
　ワーナー・ブラザース・ファンファーレとザ・メリー・メロディーズ・テーマ
　　スタイナー／スターリング
　「バトン・バニー」
　　スッペ（序曲「ウィーンの朝、昼、晩」より）
　「ハイ・ノート」
　　フランクリン（シュトラウス「美しき青きドナウ」より）
　「ズーム・アンド・ボード」
　　スターリング＆フランクリン（スメタナ「売られた花嫁」道化師の踊りより）
　「道化師の踊り」　
　　スメタナ「売られた花嫁」より
　「へんてこセビリャの理髪師」
　　フランクリン編（ロッシーニ「セビリャの理髪師」序曲より）
　「ア・コーニー・コンチェルト」
　　スターリング（シュトラウス「ウィーンの森の物語」「美しき青きドナウ」より）
　「ハンテイングはオペラで」　
　　フランクリン（ワーグナー「さまよえるオランダ人」「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々のたそがれ」「タンホイザー」より）　

第二部　ワーナー・ブラザース・ムービー・スペシャル
　スタイナー　　　　　　　　　ワーナー・ブラザース・ファンファーレ
　ウィリアムズ　　　　　　　　「スーパーマン」よりメイン・タイトル
　カーン／アードマン他　　「ジャズ・シンガー」よりトゥート・トゥート・トゥッツイー
　ロウ　　　　　　　　　　　　　「マイ・フェア・レディ」メドレー
　ハワード　　　　　　　　　　「逃亡者」より
　エルフマン　　　　　　　　　「バットマン」より
　ストライザンド　　　　　　　「スター誕生」よりエヴァーグリーン（愛のテーマ）
　スタイナー　　　　　　　　　「風と共に去りぬ」よりタラのメドレー
　シルベストリ　　　　　　　　「ボディガード」より
　スタイナー　　　　　　　　　「カサブランカ」のラストシーン

グランド・フィナーレ
　コーハン　　　　　　　　　　　　　「ヤンキー・ドゥードル・ダンディ」

指揮：ジョージ・ドアティー　　　　　演奏：新日本フィルハーモニー交響楽団

大阪公演　1999.12.31
東京公演　2000.1.2〜1.4

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ニューイヤー・ポップス、記念すべき１０回目！　「映像との競演」が実現！
フルオーケストラによる生演奏と、スクリーンいっぱいに映し出される映像！
ということで、正月早々期待して行ったのだが、かなりガッカリ。
要は、スクリーンに映画のシーンを映し出して、それに合わせて演奏するという趣向なのだが、どうにも作品数が膨大すぎて、セレクト（作品もシーンも）がバラバラ。有名作品に絞るなり、最近のヒット作を中心にするなり、なんらかの工夫が欲しいところで、バラエティに富んだという表現では納得しづらいものがある。
また、第一部はバックス・バニーが出ずっぱりのアニメーション編だったが、このパートは演奏に対してアニメが邪魔ッけ。それに、サウンド入り（セリフや効果音などなど）のフィルムをそのまま流すなら、生演奏の必要ないんじゃない？　生の良さというものがちっとも伝わらないもどかしさばかり感じてしまった。
因みにパンフレットに、映画音楽に関する原稿が載っているのだが、取り上げられているのは何故かワーナー以外の作品だったりする・・・？　なんだかなぁ・・・。


2000.1.2　ｂｕｎｋａｍｕｒａオーチャードホールにて

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