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「永遠の詩」 上妻宏光
投稿日 : 2008/02/04 17:14
投稿者 久保田r
参照先
2005年2月16日 EMIミュージック・ジャパン

(1)虹色の風
(2)時の旅人
(3)祭り囃子
(4)雨模様
(5)ソーラン節
(6)宴
(7)花...散る
(8)刹那
(9)収穫祭
(10)情熱の薔薇
(11)田原坂
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Re: 「永遠の詩」 上妻宏光
投稿日 : 2008/02/04 17:14
投稿者 久保田r
参照先
 自身のルーツである古典曲をベースに生み出した5枚目のアルバム。CD-EXTRA仕様となっており、「時の旅人」のPVが収録されている。「ソーラン節」「田原坂」を除く全曲を作曲、編曲は全曲とも笹路正徳氏。

 全体を通してゆったりとたゆたうような感触のするアルバム。愁いを帯びた美しいメロディーが多く、静かに聞き入るような胸に染み入る音色の楽曲となっている。古典曲をベースにしているだけあり、全体を通して和の響きが多く織り込まれており、三味線と和太鼓の息の合った絡みは、日本の音楽の美しさを漂わせている。

 特におすすめなのは、最初の曲の(1)「虹色の風」と(2)「時の旅人」の2曲。メロディアスでありながら力強さも感じられる三味線と和太鼓の音色が優しく切なく響き印象的。(5)「ソーラン節」は、始まりは静かにやがて徐々に盛り上がっていく編曲。ラストの(11)「田原坂」は、「雨は降る降る 人馬は濡れる 越すに越されぬ 田原坂」の歌詞をゆったりと静かな男性の歌声でしめやかにアルバムを締めくくっている。
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