1996年11月1日　キングレコード

（1）ナレーション1(渡部猛)
（2）戦場にて(塩屋翼)
（3）鼻がなるんです〜BGM 哀しい情景(山本百合子)
（4）伝言ビーム(神谷明)
（5）ミュージカル・アンサー(林原めぐみ)
（6）しりとり(古谷徹)
（7）ナレーション2(渡部猛)
（8）機動戦士ガンダム『永遠にアムロ』〜スペシャル・ヴァージョン
（9）あなたのメッセージを届けます(同)
（10）ギャグで…(古川登志夫)
（11）魔法で…(山本百合子)
（12）あわてない あわてない(藤田淑子)
（13）ペットがお相手(林原めぐみ)
（14）ナレーション3(渡部猛)
（15）SE 空港ロビー
（16）SE 戦場
（17）SE 浜辺
（18）芸やってよ!(TARAKO)
（19）クイズに正解すると(神谷明)
（20）お口がくさいの(渡辺菜生子)
（21）甲子園で会おう(田中秀幸)
（22）タイムマシーン(藤田淑子)
（23）ナレーション4(渡部猛)
（24）天空戦記シュラト『那羅レンゲ』〜オリジナル・サウンドトラック
（25）旅に出ようと思います〜BGM 悲哀(林原めぐみ)
（26）あんた誰?(TARAKO)
（27）被告人に聞く!(塩屋翼)
（28）ちがう所にかかってるよ(渡辺菜生子)
（29）ねえ 今度デートしようよ(古川登志夫)
（30）ナレーション5(渡部猛)
（31）SE 落雷
（32）SE 雨
（33）SE 虫しぐれ
（34）機動戦士Zガンダム『刻をこえて』〜スペース・ウィズ

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　あ〜タイトルの書き出しに苦労した（笑）。えーこれは、携帯電話の普及している現在には廃りつつあるであろう留守電機能付き家電話の為のメッセージ集。留守番電話が普及し始めた頃、オリジナルの留守電メッセージを録音するのが流行り（現在の着うたのようなもの）、このCDはその為の素材CD。このCDの中から気に入ったものを留守番電話機に録音し、留守中にかかって来た電話に対してそのメッセージが流れるということになる。（あ〜何で今更留守電について説明しているんだ…。これも時代の流れか…。でもこのCD約10年前の発売だな…その頃ははまだ携帯電話は今ほど普及していなかったんだな）

　声優名を見ただけでおよそどんなキャラの声かは予想がつくと思うが、古谷徹の（6）と（9）は、星飛雄馬とアムロ・レイ。（12）は一休さん。（29）は諸星あたる。この4つは使いやすいメッセージだと思った。他にも神谷明やTARAKOなどお馴染みの声ばかりなので、最初から最後まで実用性抜きに楽しめるCDだと思う。一つを例に挙げると、アムロは「もしもし？あ〜あなたでしたか。ごめんなさい。今留守なんです。でもあなたのメッセージを僕がガンダムで出動して届けますから、すぐ連絡がつく筈です。…じゃ、アムロ、行きまーす！」という感じ。これで19秒。

　20秒前後という時間の短いメッセージばかりなので、間をもたせる為か、渡部猛によるナレーションが5つも入っていてこれは実用性ないのでは…と思いつつ、このナレーションによって1ブロックずつの区切りになっているので、通して聞いても案外聞きやすい内容になっている。途中にあるおそらく時間稼ぎのSE集は、リアルな音源なので音作りの好きな人には重宝かも知れない。そしてこれもおそらく時間稼ぎであろう3つのインストも（（8）と（24）と（34））、聞いてみたらなかなかキレイな音だったので、聞く前のイメージよりも意外としっかり丁寧に作られてあるCDだと思った。

　ちなみに、林原めぐみのルスコメが3つもあるが、綾波レイの声は1つもない。

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