「宮川泰の世界〜宇宙戦艦ヤマト〜/YAMATO SOUND ALMANAC 1978-I」
投稿日 | : 2012/10/19 16:07 |
投稿者 | : 久保田r |
参照先 | : |
2012年7月18日 日本コロムビア
(1)オープニング (スーパースター)
ピアノ:宮川泰、服部克久
(2)交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」から 序曲
(3)交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」から 誕生
(4)交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」から 真赤なスカーフ
(5)交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」から 明日への希望
宮川泰作曲 ピアノ:羽田健太郎
(6)ロッキーのテーマ
ピアノ:羽田健太郎
(7)宮川泰ヒット・メドレー(ウナセラディ東京、銀色の道、愛のフィナーレ)
宮川泰作曲 ピアノ:宮川泰
(8)シバの女王
服部克久編曲
(9)駅馬車
(10)ひまわり
ピアノ:服部克久
(11)マーチ・メドレー(クワイ河マーチ、大脱走マーチ、史上最大の作戦マーチ、軍艦行進曲)
(12)ピアノソナタ第6番ハ長調 K. V. 545より
ピアノ:宮川晶
(13)フィナーレ
ピアノ:宮川泰、服部克久
編曲:宮川泰
スキャット:川島かず子(2,5)
コーラス:フィーリングフリー、コーラルハッピー
演奏:高橋達也と東京ユニオン、新室内楽協会
司会:?コ光和夫
Re: 「宮川泰の世界〜宇宙戦艦ヤマト〜/YAMATO SOUND ALMANAC 1978-I」
投稿日 | : 2012/10/19 16:09 |
投稿者 | : 久保田r |
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1978年(昭和53年)2月16日に郵便貯金ホールにて行われた「宮川泰vs服部克久」ダイナミック・ハッピー・コンサートのライブ盤。初CD化。オリジナルは、1978年(昭和53年)8月1日にリリース。「宇宙戦艦ヤマト」のパートのみ、2000年11月1日リリース「ETERNAL EDITION File No.3 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」にも収録されている。
主に宮川泰氏の音楽をまとめているライブ盤で、中でもメインとなっているのは、タイトルにもある通り「宇宙戦艦ヤマト」。服部克久氏と共にピアノを演奏をしてスタートを飾った(1)「オープニング」のすぐ後に、交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」から4曲を披露。司会のコ光和夫さんによる作品説明の後、演奏へ。ライブならではの空気感の中で奏でられる交響組曲も素晴らしいもの。(3)「誕生」の後に再びナレーションが入り、宮川泰氏との会話を経て後半の演奏へ。ライブ用に編曲された(4)「真赤なスカーフ」と(5)「明日への希望」が高らかに奏でられる。
ピアノの演奏は、「ヤマト」のピアノはこの人の羽田健太郎氏。力強く優雅な音色を聞かせてくれている。(6)「ロッキーのテーマ」に入る前に紹介があり、宮川泰氏と羽田氏の交流を茶目っけたっぷりに楽しく披露。この時の話の内容では、羽田氏はご子息の宮川晶(現・彬良)氏にピアノを教えていたとのこと。『宇宙戦艦ヤマト2199』の音楽担当である彬良氏は、両氏から学んだ音楽が活きているのだな…と思うと感慨深い。
(7)「宮川泰ヒット・メドレー」以降の後半ではナレーションがなく、演奏をじっくりと楽しむことができる。ヒット・メドレーでは、自身のピアノ演奏による明るさのある美しいメロディーが奏でられ、続く映画音楽の数々でも宮川泰氏らしい楽しい編曲を堪能することができる。
(12)「ピアノソナタ第6番ハ長調 K. V. 545より」は、ご子息である宮川晶氏によるピアノ演奏。ジャズ調に編曲されたクラシックが緩急豊かに奏でられ、編曲如何で楽曲の表情が変わって聞きやすくなるといった見本のような華麗な演奏。
フィナーレは、オープニングと同様に服部克久氏と共にピアノ演奏。同じ曲ではあるが、終盤にベートーベンの「交響曲第9番 歓喜の歌」が盛り込まれ華やかかつ豪快に締めくくっている。