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「宇宙戦艦ヤマト」 西崎義展:構成
投稿日 : 2001/01/01 22:57
投稿者 Excalibur
参照先
映画第一作公開時に発売されたTVシリーズのノベライズ版。まだ、TVシリーズをあまり見たことがなかった私は、実はこれによって『ヤマト』の全貌を知った次第。
シナリオを基にした構成(所謂スケルトン小説)、決して濃慣れているとは呼べない文章等々、小説としての評価には少々疑問符がついてしまうが、全3巻というボリュームはありきたりのダイジェストには終わらせない面白さがある。また、現在と違ってムック本などがなかった当時には、フィルム抜き焼きのカラー口絵は、アニメの「絵」を手元に置ける、というだけで稀少価値。
また、これに先行して石津嵐の手によって、アニメ版とは聊か趣きを異にする小説も出版されているが、こちらではアニメに忠実であろうとする姿勢が覗われ、ビデオが普及していない時代にアニメを追体験させてくれたのも意義深い。
ハードカバーの「SFロマン」シリーズの第一弾として刊行され、後にソノラマ文庫や、ソフトカバーの「ヤマト大全集」としても刊行。三年足らずの間に、これだけのバージョンが出たのも珍しい。
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著者名クレジットについて。
投稿日 : 2001/05/27 03:01
投稿者 Excalibur
参照先
「西崎義展・著」ではなく「西崎義展・構成」。
このクレジットは以後『完結編』まで踏襲されます(ついでに言うなら『オーディーン/光子帆船スターライト』のノベライズまで)。
これは複数のライターによる共同脚本を元に小説化したという意味合いだと思いますが、暗にゴーストライターの存在を示唆したものなんでしょうか?
何かの作品のときに自分で書いているというような趣旨の発言をしたことがあったようですけど、真の著者は誰なんでしょう?
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