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「桑田真澄」
投稿日 : 2001/08/02 20:48
投稿者 Excalibur
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社会人ともなるとなかなか高校野球を見る機会もなくなるので、桑田や清原あたりが私がリアルタイムで見ていた最後の高校球界のスターということになるかも知れない。
巨人入団時のゴタゴタや数々のトラブルからダーティーなイメージがついたりもしたが、こと「野球人」として、野球に臨む態度は先ず文句のつけようのないそんな一人だろう。
また怪我からの復活劇など逆境に強いというイメージも持ち、その姿に自らをオーバーラップさせるサラリーマンも少なくないとか。
巨人入団時、まず投手としては大成しないだろう、早い内に野手転向させた方が、などと思っていたが、今となっては失礼な話。現在12球団の右投の本格派投手の中で、一番キレイなフォームを持っているのではないか。
ただ一方で、野手に転向しても充分に通用したと思われるフィルデイングの良さも特筆すべき。華麗なバント守備など、どちらかといえば地味なキャラクターが実に派手に見える。練習の合間やシーズンオフのイベントなどで内野守備を披露することもあるが、実に判断良くダッシュし打球を処理するあたり、ああこの人は根っからの野球選手なんだなぁと感じさせてくれる。
今シーズンは流石に限界説が巷では飛び交っていたが、復活をかけたイースタン戦ではファンが殺到。ピッチングもさることながらスクイズを処理する姿に、まだまだの気概を感じさせてくれた。
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電撃引退発表
投稿日 : 2008/03/31 06:43
投稿者 Excalibur
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去年の段階で引退を表明していたならば、そのまま素直に受け止められたかも知れませんが、何故この時期に、という思いを拭い去ることが出来ません。
今年も開幕メジャーを目指し、キャンプからオープン戦にかけて結果を残してきたものの、結局開幕メジャーの道を絶たれ、シーズン中のメジャー昇格も厳しいということで潔く引退を決意。
まぁそのあたりが桑田らしいとは言えなくもないのですが。

さて、球界屈指の理論家として知られる彼のこと、今後は解説者としても楽しみなのですが、やはりゆくゆくはどういう形であれ指導者として球界に戻ってくるでしょうね。
ともあれ、残念ですが「お疲れ様でした」。

それにしてもパイレーツ首脳陣のコメントを拝見すると、端から桑田をメジャーに昇格させる気がなかったとしか思えません。
若手にチャンスをやってくれって、それなら初めっからキャンプに呼ぶなよ!と言いたいんですけど。
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夢の終わり・・・?
投稿日 : 2007/09/17 06:03
投稿者 Excalibur
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昨シーズン中、突如巨人退団を表明した桑田。現役引退か、それとも移籍か、その動向が注目されたが、桑田が選択した道はメジャーリーグ挑戦だった。
選んだ球団はピッツバーグ・パイレーツ。ただ同時期に華々しく渡米した松坂大輔とは違い、マイナー契約である。

しかし投手の台所事情の苦しいパイレーツにあって、招待選手として参加したキャンプを順調にこなし、開幕メジャーの声も出始める。だがその矢先の3/26、オープン戦で右足首の靭帯断裂という怪我に見舞われてしまう。

開幕メジャー絶望、それどころか解雇の可能性すらあったのだが、脅威の回復力を見せた桑田は、遂に6/2に3Aの公式戦のマウンドに立ち、次いで6/9、とうとう念願のメジャー昇格を果たした。デビュー戦は6/10の対ニューヨーク・ヤンキース戦。39歳と70日でのデビューは歴代3番目の高齢者だとか。

だが球威は衰え、コントロールにも精彩を欠くようになった桑田が通用するほどメジャーは甘くはなかった。
8/14、パイレーツより戦力外通告を受け退団。
メジャーでの通算成績は19試合に登板し0勝1敗、防御率9.43と惨憺たるもの。しかし当人はメジャーで投げられたことに満足していること、そして今後のことは白紙であるとのコメントを残した。

今度こそユニフォームを脱ぐかと思われる発言だったが、つい先ごろ現役続行を宣言。
といっても手を上げる球団は、日米双方とも多くはないだろう。いや、一つもないかも知れない。彼くらいの実績を持ち、エースと呼ばれた男なら晩節を汚してほしくないというのもファンの想いだ。
しかし、ボロボロになりながらも野球を続けたいという野球人として、いや野球少年としての姿を見ていると、素直に応援してあげたくもなってくる。
どこまでも夢を追い続けていって欲しい。
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カムバック賞は?
投稿日 : 2002/11/09 19:01
投稿者 Excalibur
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見事防御率一位のタイトルを獲得!
日本シリーズでも第2戦に先発し、表彰対象にこそならなかったが走攻守に大活躍。特にビッグイニングの口火を切ったヒットは値千金。バッターボックスの後に立ち、初球2球目を無造作に見送り。そして3球目の投球直前にささっと前へ進んで外角の球を快打!わざわざ外角へ投げさせる為に誘っていたのだから、全く脱帽である。ホント、桑田のプレーは見ていて楽しめるし、色々考えさせられる。そんな今年の活躍ぶり、是非ともカムバック賞をあげて欲しいものだが、本人が嫌がるかな?

ところでいきなりのFA宣言!
基本的には複数年契約で残留ということらしいが、思いきってメジャーに挑戦するのはどうだろう?
スピードや力ではなく球の出し入れで勝負するタイプの長谷川や小宮山もチャレンジしたんだから、無謀ってこともないだろうし。
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桑田、復活!!
投稿日 : 2002/08/04 17:49
投稿者 Excalibur
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「もう桑田は終わった」――それが去年までの一般的な評価だったろうが、どっこい桑田はまだまだ健在だった! 勝ち星こそ味方の援護に恵まれずに少ないが、先発ローテーションの一角として、防御率は依然2点台でセ・リーグの堂々たる2位。しかも投げるだけじゃなく打つ方でも大活躍で、投手でありながら2割5分近い打率をキープし、好機にはなんと代打として登場。この起用に応えきっちりとバスター・ヒットを放つあたりは流石。他にも2ストライクからの難しい球を転がし、見事にスリーバント・スクイズを決めるなど打って良し守って良しの非凡さをいかんなく発揮している。勿論走塁面でもそこらの野手顔負け。やっぱり並大抵の選手じゃありません。
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