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「淡口憲治」
投稿日 : 2001/12/01 22:20
投稿者 Excalibur
参照先
私がプロ野球を本格的に見出したのは、第一次長嶋政権の一年目。
屈辱の最下位に甘んじたシーズンだったけど、その中で光り輝いていたのが「代打淡口!」だったっけ。苦しいゲーム展開が続く中で、一番盛り上がる瞬間だったもの。
代打を告げる時の長嶋監督のオーバーなアクション、打席でタイミングを取る時に腰を振る独特のバッティング・フォーム、スイングそして打球のスピードの早さ(監督自ら「コンコルド」と命名)、とラッキーボーイを越えたスターの誕生!という感じもあった。ただ本人には派手さはなく、本来は玄人受けするタイプの選手なんだろう(河埜とコンビで売り出そうとしていた時期もあったけど、どっちも地味だねー)。
代打の切り札的存在として活躍したものの、左投手を苦手とし(というより打席に立たせてもらえず)、結局は最後までレギュラーに定着出来ず、後に近鉄へトレード(しかもトレードを拒否して引退した定岡の身代わり・・・)。規定打席で三割に達したこともあっただけに、コンスタンスに出ていれば「史上最強の5番打者」になれたかもしれないのに、残念無念。
もっともレギュラーにはなれずとも、代打としての勝負強さはやっぱり魅力。代打本塁打数17本、は確か歴代3位かなんかの記録のはず。あと、高校時代の先輩・山本功児(現・ロッテ監督)と記録した「2者連続代打ホームラン」はプロ野球史上初の快挙! この頃は他にも萩原とか柳田とか、いい左打者がいっぱいいたよなぁ。
現役引退後は巨人に復帰。一、二軍の打撃コーチを歴任し、来季からは二軍監督として采配を振う。

ところで背番号「35」の後継者・清水は、かつての淡口と同じような境遇。左投手だと引っ込められ、守備を不安視され・・・・・・くれぐれも同じ轍は踏まないように。
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