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「聖闘士星矢」
投稿日 : 2000/10/11 23:10
投稿者 Excalibur
参照先
1991年夏に青山劇場で上演されたSMAP主演のミュージカル。
原作の「ポセイドン篇」に材を採り、脚本が三ツ矢雄二(老師役で出演も)、演出と台本が菅野こうめい、音楽監督・ミッキー吉野の下、音楽を担当するのは佐橋俊彦と和田薫、という今考えるとなかなか壮観なメンバーである。アクション指導としてJACの金田治と村上潤も参加。原作を手際よくまとめた構成、幻想的な美術、テンポのある演出等々、スタッフの力量は充分発揮されている。
で、肝心の配役だが、星矢/中居正広、一輝/稲垣吾郎、氷河/森且行、紫龍/草g剛、瞬/香取慎吾となっており、ちょっと「?」という人もいないでもないが、誰もが納得すると思われるのは海皇ポセイドン役・木村拓哉だろう。ひとり気取った芝居をしております。
だが、アテナ(城戸沙織)の中山忍をはじめ、テティスの結城めぐみ等、ミュージカルを演じるには少々お寒いメンバー。宝塚出身の大輝ゆうがソレントを、JACの真矢武がシードラゴンを演じて脇を固めてるとはいえ、全体的に経験不足なのは否めない。
TOKIOが、チョイ役で黄金聖闘士を演じるのもウリだったのかな?(因みにまだ長瀬智也がメンバーに加入してないケド) 『星矢』ファンに立場からすれば、「やめてくれぇ!」と言いたくもなるミュージカル化だったろう。
なお舞台は、エンディングの余韻に浸る間もなく、グランドフィナーレ<DANCING SMAP>がスタート。いきなり場内総立ちになったので、そそくさと退散したのでありました・・・・。
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