ミュージカル「森は生きている」2009
投稿日 | : 2009/01/19 17:45 |
投稿者 | : 丘澄絵梨奈 |
参照先 | : http://2421.seesaa.net/ |
ミュージカル「森は生きている」2009
公演期間:2009年1月17日〜22日
観劇日:2009年1月18日・12:30の部
劇場:シアター1010
<主なキャスト>
娘 辛島小恵
女王 池田祐見子
老兵 沢木 順
継母 曽世海司
義姉 及川 健
1月 倉田秀人
2月・森の精・民衆 グレース美香
3月・女官 石川由衣
4月・兵隊 荒木健太朗
5月・森の精・民衆 道林尚子
6月・オオカミ・兵隊・民衆 山本芳樹
7月・森の精・民衆 上杉菜穂子/佐藤裕恵/石瀬みづほ
8月・森の精・民衆 石原絵理
9月・兵隊・民衆 篠田仁志
10月・女官・民衆 河村和奈
11月・カラス 宮本竜圭
12月 あぜち 守
博士 佐山陽規
総理 河内喜一郎
女官長 花山佳子
<日替わりキャスト(Bチーム)>
森の精・民衆:小林風花、生駒春奈、石毛美穂、田中里奈、日岡愛香、渡邉咲樹、小栗奈那子、平岡理奈、速見里菜、近藤亜紀
<スタッフ>
原作:サムイル・マルシャーク/翻訳:湯浅芳子
演出・作詞:安崎 求
振付:名倉加代子
作曲:脇田崚多郎
脚本・プロデューサー:川崎 登
「森は生きている」2009/1/22(千秋楽)
投稿日 | : 2009/01/23 20:10 |
投稿者 | : 丘澄絵梨奈 |
参照先 | : |
<日替わりキャスト(Cチーム)>
7月・森の精・民衆 上杉菜穂子/佐藤裕恵/石瀬みづほ
「森は生きている」の千秋楽公演を見てきました。
席は2階の1列目。
千秋楽でも平日の公演ということが影響しているのか、満席にまでは至っていませんでした。
開演時間になって、最後の幕が上がりました。
今まではリスやうさぎといった、動物たちの役は子役の方が演じていましたが、今回のCチームは大人の皆さんが演じていました。
この試みは、6年目の今公演が初めてだそうです。
今までとは違うダンスと振りで、新鮮でした。
間奏部分の曲のテンポやリズムが若干、早くなっているようにも思いました。
老兵役の沢木さんを始め、キャストの皆さんの気迫がものすごい伝わってきました。
それぞれの役の持ち歌のところでは 今まで以上に皆さんの声がよく響いていました。
1月から12月までの精たち全員で歌う「森を閉ざせ」。
歌いだしの低音が全体に響いて 鳥肌がたちました。
4月の精を演じている荒木さん。
辛島さんと一緒の場面で 笑顔と優しいまなざしで、娘を見ていたのが特に印象に残っています。
娘とのダンスも素敵でした。
継母と義姉を演じている、及川さんと曽世さんのアドリブに爆笑しました。
2幕中盤。
4月の精が娘を抱いて救い出す場面。
荒木さんが娘を抱き上げるタイミングがうまくいかなかったみたいで(私にはそう見えました)、抱き方が少し危なっかしく見えました。
少しヒヤリとしましたが、そのまましっかりと娘を抱いて、舞台袖へはけていったのは見事でした。
今回は娘を抱く前にフードを取る演技もされているので タイミングが少し難しいのではないかと思われます。
クライマックスでの娘と女王さまのデュエット。
辛島さんと池田さんのハーモニーがとても素敵でした。
最後に1月から12月までの精全員で歌う歌の場面。
この後のカーテンコールで終幕なんだなあと思っていたら、感極まってしまい 思わず泣いてしまいました。
カーテンコールが終わり、キャスト全員で「燃えろよ 燃えろ」を歌われて いったん幕が下りました。
なりやまない拍手に、アンコールがありました。
ですが、今回はこれで終わらず この後にキャスト全員によるトークショーが開催されました。
トークショーの開催は、今回が初めてです。
今までの公演でもやってほしかったなあと思いました。
15分程度ということでしたが、実際すべてが終わったのは19:00過ぎ頃でした。
曽世さんが司会をつとめ、沢木さんやあぜちさん、宮本さん、池田さんなどが役を演じた感想をコメントされました。
あぜちさんは初演からずっと、この12月の精を演じているそうです。
長いこと演じられているんだなあと思いました。
その後、公演を主催されているライズ・プロデュースさんのプロデューサーの川崎さんがステージに登場され(川崎さんの登場後に、演出を担当されている安崎さん、作曲の脇田さんからもコメントがありました)、挨拶と次回も12月か1月頃に、この「森は生きている」を再演予定であるということをお知らせしていました。
この後だったかどうかはわかりませんが 川崎さんが、沢木さんが以前、劇団四季で「オペラ座の怪人」の主役を演じたことを紹介され(女王役の池田さんも劇団四季の出身だそうです)、「オペラ座の怪人」を歌ってほしいとお願いをされていました。
沢木さんの相手役として、池田さんにも歌ってほしいと指名していました。
池田さんは相当焦っていたようでしたが、「オペラ座の怪人」の前奏が流れると、見事に歌い上げていました。
「オペラ座の怪人」自体見たことがないので、詳しいことはわかりませんが(苦笑)、この歌は 「オペラ座の怪人」に登場する主人公の2人が歌う主題歌なんでしょう。
途中のパートから沢木さんも加わり、池田さんとのデュエットになりました。
お2人のハーモニーが素敵でした。
改めて、歌唱力の凄さを実感しました。
本当にすばらしかったです。
生で聞くことができて、うれしかったです。
その後、オーディションに合格して、リスやうさぎを演じた子役の方20人の皆さんが、川崎さんの紹介により、黒いTシャツ姿でステージに登場。
この子役の皆さんとキャスト全員で、最後にもう一度「燃えろよ 燃えろ」を歌い 終演となりました。
18日に見たとき以上に、感動で胸がいっぱいになりました。
トークあり、歌ありのとても素敵な千秋楽でした。
見ることができて とてもうれしかったです。
「森は生きている」2009/1/18
投稿日 | : 2009/01/19 20:24 |
投稿者 | : 丘澄絵梨奈 |
参照先 | : |
当日券で見てきました。
当初は大学時代の友達と一緒に見に行く予定でしたが、友達の都合がつかず 1人で行きました。
今まで、このミュージカルは夏に公演されていましたが 今回は初めての冬公演。
ストーリーも冬のお話なので、今の季節にピッタリの作品でした。
当日券を購入後、昼食を済ませて劇場へ。
小遣いの都合上、公演パンフレットのみを購入しました。
2004年、2005年、一昨年と見てきて(2006年公演は小遣いの都合上、断念しました) 今回で4回目の観劇です。
ストーリーも、ミュージカルナンバーも同じですが、演じる役者さんの違いや改訂場面などが加えられ、これまでの3回分以上に新鮮な気持ちで見ることができました。
今回ご出演の役者さんは、皆さんとにかく声量がすごかったです!
歌唱力のある方たちばかりで、歌声に圧倒されました。
1月から12月までの、月の精を演じている皆さんも すばらしい演技でした。
特に、メインとなる登場人物の1人・4月の精を演じている荒木健太朗さんは、兵隊の役も演じていらっしゃるので、セリフを覚えるのが大変だったことでしょう。
今までに4月の精を演じていらっしゃった役者さんは、他の役とのかけもちはなかったんですが。
兵隊と4月の精の2役をきちんと演じ分けていて すばらしかったです。
荒木さんだけでなく、今回ほとんどの皆さんが他の役とのかけもちになっていたようです。
2幕の中盤で、4月の精が娘を抱いて助け出す場面は、とてもカッコよかったです。
今回は登場するときにフードをかぶったまま登場し、娘を抱く直前にフードをとって顔を見せていました。
2005年、2007年公演のときに4月の精を演じていた役者さんは、顔を見せたままの登場だったので、演出変更されたようです。
女王さまや義姉たちには顔を見せないで、娘だけに顔を見せる設定にしたのではないかなあと考えています。
娘を抱き上げて舞台袖へはけていくのは、これまでどおりでした。
2005年公演から この演出は変わっていませんね。
私のお気に入りの場面です。
また、今公演で3月の精を演じている石川由衣さん。
一昨年の娘役とはうってかわった、大人っぽい演技で大変印象的でした。
娘役の辛島さん、女王さま役の池田さんの演技もすばらしかったです。
池田さんは5年前に女王さまを演じられた、神戸みゆきさんとセリフの雰囲気や演技が重なる場面がいくつかあって(一昨年の黒木マリナさんと重なる場面もありました。みゆきさんとマリナさんの女王さまを合体させたような感じでした)、みゆきさんの女王さまをダブらせてしまいました。
みゆきさんの女王さまを思い出して、涙が出そうになった場面もありました。
今までこの公演を見て泣いたことは一度もなかったんですが、今日は感動のあまり カーテンコールのときに泣いてしまいました。
公演終了後もしばらく涙が止まりませんでした。
見終わった後に、あたたかい気持ちになれた作品でした。
都合がつけば もう一度見に行きたいです。