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「さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち」
投稿日 : 2002/01/19 23:05
投稿者 久保田r
参照先
 1978年に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト」。私は、この映画は、映画館で見てはいませんが、テレビのロードショーで何度か見て、子供心にその度に泣きました。子供の頃に熱中した作品というのは、有無を言わさず感じる心の全てを吸い寄せる力を持っていて、時を経て大人になった今でも、「さらば」と言うと、あの頃の気持ちがすっと蘇って来て、胸が苦しくなります。
 「さらば」を思い出す時、真っ先に思い付くのが、迫り来る白色彗星の絵です。この絵が頭の中に描かれる時は、必ずあの重奏なパイプオルガンの音とセットで現れます。画面一杯の宇宙の中に、一筋の光が現れ、徐々に大きくなって行く冒頭のあの描写は、パイプオルガンで奏でられたテーマ曲と共に登場することで、更に圧倒的な脅威を身に纏って、見る側に迫り来ました。
 強大な力を持つ白色彗星に、ヤマトは最後の最後まで苦しめられました。テレサとの出会い、デスラーとの戦い、多くの乗組員の死。白色彗星の力が見せつけられる度、白色彗星のテーマは、その脅威さを誇示するように重厚な響きを持って奏でられ、その側面で多くの名曲を生みました。「アンドロメダ」「英雄の丘」「想人」「大いなる愛」「ヤマトより愛をこめて」。これらの名曲は、今は名シーンとなった、白色彗星の脅威の前に散った多くの命と共に思い出されます。
 「白色彗星」。この1曲で、「さらば」の映画を一瞬にして脳裏に描かせる、素晴らしいテーマ曲です。
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