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「生きてることが辛いなら」 森山直太朗
投稿日 : 2008/09/12 15:59
投稿者 久保田r
参照先
2008年8月27日 UNIVERSAL J(P)(M)

(1)生きてることが辛いなら
(2)生きてることが辛いなら(弾き語り)
(3)生きてることが辛いなら(instrumental)

作詞:御徒町凧
作曲:森山直太朗
編曲:笹路正徳
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Re: 「生きてることが辛いなら」 森山直太朗
投稿日 : 2008/09/12 16:00
投稿者 久保田r
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 コンビニ等での店舗で放送禁止になるなど物議を醸している歌。「生きてることが辛いなら」という直球なタイトルに見合った直球な内容の歌詞となっていて、この歌の価値は、聞く人によって大きく分かれるというまさに世に対して厳しく問いかけている歌。作詞は、これまでにずっと森山直太朗さんの歌を手がけてきた御徒町凧さん。

 よくぞこういう歌を出したと思うし、そして、よくぞこういう難しい詩を歌ったと思うし、そして、聞く側がこの歌を理解するには、何度となく繰り返し聞き、この歌に込めたメッセージを文字と歌唱から読み取り且つ聞き取らなければ、アーティストと同じ思いにまで到達しないのではないかと思えるほど重い歌だと思う。

 この歌は、サビの部分だけ聞いて全体が掴めるような詞となっていないので、できることなら歌詞…というか詩を読みながら始めから終わりまで集中して聞くのが望ましいように思う。冒頭のインパクトのある言葉から順を追って詩を読んでいくと、少しずつ心の中に感じたことが積もっていくのが感じられ、締めくくりの言葉を読んだ時には、冒頭の言葉と繋がっていることが分かる。詩から引用して「巡る生命」のようにこの歌の詩も巡っている。

 この歌は、いわゆるJ-POPと呼ばれるジャンルと同じ土俵に乗るような歌ではないのかも知れない。しかし、自殺率が世界的に高い水準にある日本の社会に対して歌でメッセージを伝えるには、ヒットチャートや話題性を意識した展開が必要なのだと思う。だけど、歌そのものには、そういったヒットチャート云々といったものとは無用と言えるほどのメッセージ力がある。歌を聞き、詩を読み、感じ取る。そのシンプルさが似合う歌。
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