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「Dear Mama feat.小田和正/Eternal」 LGYankees
投稿日 : 2008/07/22 16:51
投稿者 久保田r
参照先
2008年5月9日 ハドソン

 2008年の母の日に合わせてリリースされた曲。「Dear Mama」の曲自体は、インディーズ時代である2006年に「feat.BIG RON」としてリリースされており、2008年版はメジャーデビューシングル。

 偶然古本屋の店内BGMでこの曲を聞いた時、内心ブッ飛んだ。曲の出だしからしばらくは通常のヒップホップで、歌詞をところどころ拾い聞きをして”やんちゃ坊主の親への感謝を表した歌”と理解したのだが、途中でいきなり小田和正さんのボーカルがフィーチャリングしてどんでん返しの気分を味わった。”何だこの曲は!”と、その場で携帯電話のメモ機能に曲を聞いて気付いたことを全部メモした次第。

 これはもう対極にあると言えるアーティストの特性が上手くマッチした曲だと思う。両者のアーティストとしての特性は一言で表すと「剛」と「柔」で、ボーカルも歌詞も「対」の位置に見える両者だが、歌に込めているメッセージという本質部分では共通するものがあり、表現力の「対」が上手く一つの曲でマッチして想定以上の効果を発揮する曲になったと思う。LGYankeesの男っぽさの表れた少々荒っぽい歌詞とボーカルは、小田和正さんの優しく柔らかい歌詞とボーカルを際立たせ、表面に出ない男心の内心といったものが表現されている。

 私事になるが、私には2人の息子がいて、男の子を育てる喜怒哀楽を体験中。将来どのような大人の男性となるのかは想像もつかないが、成人となった時のことを想像しこの曲を聞いて涙腺が緩んだ。特にLGYankeesの歌詞の「産んだことは後悔させねぇ たった一人の母だから」が良かった。

 シングルにはもう1曲「Eternal」という曲が収録されており、こちらは結婚式を意識して歌ったラブソング。「Dear Mama」と併せて結婚式のBGMに相応しい組み合わせのシングルとなっている。
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