2009年6月1日　配信限定
作詞：木村カエラ／作・編曲：末光篤

　2009年に大ヒットし、同年初出場となった紅白歌合戦で歌った曲。親友の結婚式のために書き下ろした曲で、リクルートの結婚情報誌「ゼクシィ」のCMソングとなったことでブレイク。さらに、紅白歌合戦で歌ったことにより知名度が広まり再ブレイク。累計配信数は、200万ダウンロードを超す。

　この曲の強みは、何と言っても覚えやすいメロディーと、分かりやすい歌詞と、楽曲の明確な世界観。作詞・作曲・編曲の三位一体が、一片のずれもなく形作られているので、これほど強靭な歌は、時代を越えて多くの人の記憶に残り、木村カエラさんの代表曲となることはもちろんのこと、2009年〜2010年を代表するヒット曲となるのも間違いないと思う。

　私事の話になるが、私は結婚式の披露宴の演出に関する映像の仕事をしており、職業柄2009年の半ば頃にはこの歌を何度か耳にしていた。最初にこの曲を聞いた時には、驚愕の一言。こんなに結婚式にドンピシャリな歌があったものかと、とにもかくにも驚いた。一度聞いたら忘れられないメロディーと覚えやすい歌詞がグルグルと頭の中を駆け巡り、気がつくと口ずさんでさえいる始末。女の子らしい雰囲気に包まれ、女の子目線で描かれた明確なコンセプトのウエディング・ソングは、結婚適齢期と呼ばれる年齢の女性のみならず、幅広い年齢の女性からも支持を受ける”強い歌”だと思う。この歌を聞いて憧れて育つ少女もきっといると思う。そして男性にとってもこの歌の持つ華やかさは印象に残る筈。披露宴を盛り上げる曲としておすすめなのはもちろんのこと、日常生活でも元気づける曲としてもおすすめ。

　シングルはなし。配信限定曲。収録アルバムは、「5years」と「HOCUS POCUS」。

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