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「いつか息子に −グリーングラスに捧ぐ詩−」佐々木功
投稿日 : 2002/01/01 23:14
投稿者 梶原正義
参照先
作詩:荒木とよひさ/作曲:猪俣公章/編曲:矢野立美
昭和55年に久しぶりに"佐々木功"名義でリリースしたアニソンでないオリジナルシングルで、B面は「Mr. ロンリーボーイ」です。
'80年代に入り、アニメやアニソンの作り方が変化して来たこともあり、またアニソンだけにとどまらずに常に成長しようとする佐々木功氏ご本人の意欲もあってこの時期、こうした歌謡曲シンガー佐々木功名義のシングルが何曲か作られている。
この曲は、ご覧の通り、まさに演歌歌謡畑のチームによるもので、作風もそれを意識させるような大人の歌である。
残念ながら当時は既にテクノ、ニューウェーブの時代であり、こうした正統的な歌謡曲はアニソンファンにも話題にならなかったようでヒットには至っていないようだ。
しかし、今という時代になって、かつ私個人も息子がいてもおかしくない歳になって聞き直してみると、これはこれで捨てがたい魅力のある曲であり、もっともっと評価されていい歌だと思う。
まず何と言ってもイントロの美しい管楽器の音色とストリングスに耳を奪われる。これは後に『超電子バイオマン』も手がける矢野立美さんによるものである。
ささきいさお氏もご自身の家庭人としての立場と共通することもあって、言葉ひとつひとつを大切に歌い込んでいる。ちょっと固い部分もあるが、スマートで"作り"の少ないコブシやビブラートの効いた低音は惚れ惚れする。
個人的には、この曲は車のCM、それもアウトドアやファミリーワゴン系の車のCMのサントラにぴったりだと思う。清々しいイントロの音色は美しい自然の風景にハマると思う。出来れば、佐々木さん御一家ご出演でキャンプか山荘のシーンを絡めて頂ければ最高である。誰かTV関係者か広告代理店の方!是非ご検討お願いします!!
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