トップページ > 記事閲覧 
オールナイトニッポン ラジオドラマ「さらば宇宙戦艦ヤマト」
投稿日 : 2003/07/05 21:28
投稿者 Excalibur
参照先
「オールナイトニッポン」では公開当日の昭和53年8月5日午前1時からの4時間枠でも、スタッフのインタビューや劇場からの中継、ストーリーのダイジェスト紹介といった内容で『さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち』の特別番組を生放送していたが、翌54年の2月、丁度TVシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2』がクライマックスへ差し掛かろうかという時期に、4時間生ドラマの放送が実現した。既にファンは『ヤマト2』のラストは『さらば』と違うこと、さらに新作(TVスペシャル『新たなる旅立ち』)が製作されるらしいことは知っていたのでこのタイミングは些か奇異に映ってはいたものの、またまた眠い目をこすりながら必死に起きて聴いていたものだ。ドラマの合間にリスナーとの触れ合いコーナーが設けられているなど、番組構成は前作とほぼ同様であった。
前作のラジオドラマ版では古代進の日記という形式を持ちこんで評判が良かったために、今度は当然のように森雪をメイン・フューチャー。通常のナレーションだけでなく、雪のモノローグでも物語を進行させ、特に女性ファンにもアピールする内容となっている。ただしこの頃、森雪役の麻上洋子は盲腸で入院し(そのため『魔女っ子チックル』最終回では、チーコ役を潘恵子が務めている)、放送当日はまだ手術後日も浅いということで聴いていて痛々しかったのを覚えている。その他キャストの話題では、サーベラーを小原乃梨子、土方艦長と兼務でナレーションを木村幌が務めるなど『ヤマト2』のメンバーが主体だったようで、他にもスケジュールの都合(アンドロメダ艦長を勝田久が演じているなど)で一部変更されている。
同年5月に一度だけ再放送されているが短縮版であり、さらに当日の録音状態が悪かったという理由から、後半部分が丸々ドラマ編レコードからの流用に差替えられている(ドラマ編で追加された広川太一郎のナレーションは切られ、西崎義展プロデューサーが生でナレーションを入れていた)。もう二度と完全版を聴く機会はないのだろうか、と思うと非常に残念である。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -