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「『キングダム・オブ・ヘブン』 オリジナル・サウンドトラック」
投稿日 : 2005/07/04 21:02
投稿者 Excalibur
参照先
1.バーニング・ザ・バスト/2.クルセイダーズ/3.ソードプレイ/4.ニュー・ワールド
5.エルサレムへ/6.ジビラ/7.イベリン/8.ライズ・ア・ナイト
9.キング/10.バトル・オブ・カラク/11.タームズ/12.ベター・マン
13.戴冠式/14.アンダスタンディング/15.ウォール・ブリーチド/16.ピルグリム・ロード
17.サラディン/18.パス・トゥ・ヘブン/19.ライト・オブ・ライフ(ヴォーカル&歌詞:ナターシャ・アトラス)
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キングダム・オブ・ヘブン
投稿日 : 2005/07/04 21:03
投稿者 Excalibur
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最初映画を見たときは正直言ってあまり音楽の印象が残らなかった。ハリー・グレッグソン=ウィリアムズといえば、あのハンス・ジマー門下(『クリムゾン・タイド』『ザ・ロック』『ブロークン・アロー』『ザ・ファン』『アルマゲドン』『ピースメーカー』などに参加)。ジャカジャカ鳴らす人というイメージがあり、しかもアクション中心の史劇だから当然そうなるだろうと半ば期待もしていたのだけれども、先にサントラ盤買って聴いたときには「随分大人しいなぁ」と感じ、実際の映画を見てもこれといって残る旋律はなかった。それに映画そのものが、比重は大きいものの、必ずしもアクションを全面に押し出した作りにはなっていなかったこともある。
しかしサントラCDを繰り返して聴くうちに、全体を通した旋律の美しさにすっかり惚れ込み、気がつくと2回3回とリピート再生していることもしばしば。アクション・シーンを彩る重厚なサウンドは勿論、教会音楽、聖歌を思わせるコーラス曲や、古楽器を用いたと思しき曲、さらには独特の中近東風のメロディなどなど、手を変え品を変えといった感じで飽きさせない。おまけにそれが見事に一定のトーンで包れているのだ。
そういえばこの作品、当初は音楽担当者としてハンス・ジマーの名前が挙がっていた。『グラディエーター』『ブラックホーク・ダウン』『ハンニバル』とここ数年リドリー・スコット監督とはずっとコンビを組んでいたのだから、当然といえば当然。それがどういう経緯で変更になったのかは不明なれど、面白いのは同時期に公開された(日本では今夏)『マダガスカル』の音楽担当がウィリアムズからジマーに替わっている点。一体何があったのやら。
さて、そんなウィリアムズの近作は、『シュレック』で組んだアンドリュー・アダムソン監督のファンタジー超大作『ナルニア国物語』。どんな音楽を聴かせてくれるか、実に楽しみである。
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