2002年10月23日　ワーナーミュージック・ジャパン

（1）丸井のメガネ（2）日立Ci『伝統美』（3）キャノンNp5500『キャリアガール』（4）バルバローゼン『カプセル』（5）Parco-フェイ・ダナウェイ『アニマル』（6）Parco-フェイ・ダナウェイ『卵』（7）西武スペシャル『ゴーマンミチコ』（8）トヨタCi『燃える大地』（9）Edwin（10）パイロット『ジャスタス』（11）Xerox 3500 ベビーライオン Part3（12）オリンパスOm-10『夏』（13）西武スペシャル B-3（14）明星 中華三昧『黄金の都』（15）新潮社 新潮文庫キャンペーン（16）FM東京 サウンドロゴ Type C（17）日本生命CM「きみについて」（18）サントリー・ウィスキー『オールド』「Dear LIZ-Strings Version-」（19）資生堂 エリクシール『Ms. ニッポン』（20）資生堂 エリクシール'84（21）NTT『ハウディ』（22）サントリー Sasuke（23）日立マクセル「Soft Machine」（24）資生堂 リバイタル'85「リバイタル」（25）日産 セドリック『プール編』「Floating Along」（26）野村證券『Portfolio』（27）NEC C-LIFEフェア「Strong Relax」（28）鹿島建設株式会社・イメージソング「The Echoing Blue」（29）武田薬品『アリナミンA』「Nutrition」（30）VIVRE「Lost In A Maze」（31）Toshiba BS-ARENA「Ominous Adolescence」（32）キャセイパシフィック航空「The Heart Of Asia(Reprise)」（33）アウディ A6「Whispering Green」（34）マイクロソフト(不採用作品) I.E. 4.0 Theme 1（35）マイクロソフト(不採用作品) I.E. 4.0 サウンドロゴ 1-1（36）マイクロソフト(不採用作品) I.E. 4.0 サウンドロゴ 1-2（37）マイクロソフト(不採用作品) I.E. 4.0 サウンドロゴ 2（38）マイクロソフト(不採用作品) I.E. 4.0 サウンドロゴ 3（39）Sega ドリームキャスト サウンドロゴ（40）バドワイザー「Beyond」（41）三共『リゲインEB錠』「energy Flow」（42）キャノン e-Magic「Out Of The Cradle」（43）サントリー・ウィスキー『山崎』「Yamazaki 2002」（44）ランコム [フランスで使用されたCM音源]（45）NHK『NHKニュースワイド』（46）NHK『NHK教育 You オープニング』（47）NHK『NHK教育 You エンディング』（48）日本テレビ『NTT Data スペシャル「海からの贈りもの」クジラ・ヒト・地球の未来』「Whales」（49）TBS『筑紫哲也 News23 オープニング』「Put Your Hands Up」（50）TBS『筑紫哲也 News23 エンディング』「Put Your Hands Up」

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　「全部入ってりゃいいんでしょ！のCM&TV音楽選曲集」という説明文をインターネットで目にするが、確かに「全部入ってりゃいいんでしょ！」的な集め方となっているアルバム。ヒットとなった曲から日本では流れなかった曲、ボツになった曲まで入っているので、坂本龍一氏の音楽的な引き出しを篤と覗くことができるアルバムとなっている。

　何せ、ボツになったとはいえ4秒という短いサウンド・ロゴから、5分52秒という通常のタイムの曲まで入っているので、音楽の見本市のようなもの。気を抜くとあっという間に終わってしまうサウンド・ロゴの次に普通の曲が入っているので、このアルバムのバランスは一体なんなんだ！とガクっと来るところもあるが、とにかく「全部入ってりゃいいんでしょ！」的なアルバムなので、音楽を聞いてCMを思い出したり、当時を思い出したりするには楽しいアルバムだと思う。個人的には、（46）（47）の『NHK教育 You』のテーマ曲がとても懐かしかった。

　アルバム自体のメッセージ性というのは無いので、流して聞いている分には繰り返し聞いても邪魔にならない溶け込み感がある。何らかの作業のBGMとして聞いているうちにいつの間にか耳に馴染んでしまったという曲が結構多い。こういうさり気なさの中にも存在感を植え付けるところが坂本龍一氏の音楽の特性のような感じがする。それらを「CM/TV」という枠で括っているアルバム。

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