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「NHK スペシャル「驚異の小宇宙・人体」サウンド・トラック Vol.1&2」 久石譲
投稿日 : 2006/11/05 14:18
投稿者 久保田r
参照先
■Vol.1(1989年5月21日)
(1)THE INNERS (Opening Theme-Synthesizer Version)
(2)TOUR IN CELL
(3)FANTASY
(4)MYSTRIOUS LOVE
(5)TRANSIENT LIFE
(6)MICROWORLD
(7)BIRTH
(8)THE ORIGIN OF SPECIES
(9)INNER VOYAGE
(10)MIND SPACE
(11)SYSTEM OF LIFE
(12)THE INNERS (Ending Theme-Orchestra Version)

■Vol.2(1990年12月21日)
(1)THE INNERS
(2)HEART OF NOISE
(3)STRANGER
(4)DEJAVE
(5)OMEGA QUEST
(6)VOICE OF SILENCE
(7)ANIMA PORTRAIT
(8)ONE NIGHT DREAM
(9)HUMAN WAVE
(10)THE INNERS
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Re: 「NHK スペシャル「驚異の小宇宙・人体」サウンド・トラック Vol.1&2」 久石譲
投稿日 : 2006/11/05 14:18
投稿者 久保田r
参照先
 残念ながら私はこの番組を見ていない。でも「驚異の小宇宙・人体」の様子がありありと伝わってくるアルバムだと感じた。コンピュータ・グラフィックスを駆使し60兆もの細胞からなる驚異の小宇宙・人体を描いたドキュメンタリー番組のサウンド・トラック。なかなかどうして、音楽のみでその世界が伝わってくる素晴らしい広がりのあるサウンドとなっている。

 中でもメインテーマとなっている「THE INNERS」が秀逸の出来で、スピーカーから流れてきた瞬間に精神がふわっと小宇宙の世界に引き込まれる力を持っている。このメインテーマが奏でる壮大な広がりのサウンドは、人体という小宇宙全体を音で表しており、科学的な広がりと人間的な温もりを同時に感じられる素晴らしい曲。この曲を聞くだけで体の隅々まで久石譲のサウンドの素晴らしさに浸ることが出来ると思う。このメインテーマのオーケストラバージョンは、泣きたいほどの切なさに満ちた久石メロディーが奏でられている。続く各パーツのテーマも科学的な側面と人体の温もりが感じられるメロディーが続き、音で象られた小宇宙をさまようかのような気分を味わうことができるアルバムとなっている。

 私がこのサントラを聞いたのは、「2」が先だった。当時、久石譲の音楽に最もハマっていた時期で、予備知識もなく聞いたアルバムだったのだが、あまりの素晴らしさに感動し、翌日「1」を買った思い出がある。最近の久石譲のアルバムについては所有していないが、今でもこのサントラは私の一番のお気に入り。その後大活躍を遂げることになった久石譲のルーツとなる良き音楽が詰まっているアルバムだと信じている。

 当時このアルバムは「1」と「2」がバラで発売されていた(()の年月日はそれぞれのアルバムの発売日)。現在インターネットで検索するとセット発売となっている。とあるショップでは定価よりも高い価格が付いているので、評価が高く希少性のあるアルバムのよう。
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