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「宇宙戦艦ヤマト Best Collection」
投稿日 : 2006/10/30 15:11
投稿者 久保田r
参照先
■DISC 1
(1)二つの銀河
(2)水没するディンギル星
(3)ルガール総統の戦争
(4)ウルクの猛攻
(5)島を想う
(6)古代君よかった
(7)ディンギル少年のテーマ
(8)FIGHT コスモタイガーII
(9)大魔神
(10)薄幸のディンギル少年
(11)沖田と古代(父と子)
(12)悲愴のボレロ
(13)SYMPHONY OF THE AQUARIUS

■DISC 2
(1)水の星アクエリアス
(2)ウルクの歴史
(3)ヤマト悲愴なる出撃
(4)神殿部の斗い
(5)雪の悲しみ
(6)ウルクの大テーマ
(7)アクエリアス45億年
(8)移動要塞
(9)新コスモゼロ
(10)神秘の星アクエリアス

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Re: 「宇宙戦艦ヤマト Best Collection」
投稿日 : 2006/10/30 15:25
投稿者 久保田r
参照先
 「ベスト・コレクション」というタイトルではあるけれども、このアルバムは『完結編』のベスト・コレクション。タイトルにつられて聞いてみるとあれ?という感じがすると思う。「ヤマト」の音楽集は全作コロムビアから発売となっているのだが、『完結編』に関しては徳間ジャパンからも発売された。徳間ジャパンからの「ヤマト」の音楽集の発売は初めてのことなので徳間ジャパン的には「ベスト・コレクション」なのだろうけど、ファンとしては”何で?”という疑問符が付く。はっきりと「完結編 ベスト・コレクション」と謳って欲しかった。

 そして中身もちょっとややこしい(と思っているのは私だけかも知れないが)、コロムビアから発売されている音楽集とダブっている曲があり、中身についても”何で?”の疑問符。ファンとしての正直な気持ちを打ち明けると、徳間ジャパンから音楽集が出た意味が実のところよく分からない(本当はこんなことは言ってはいけないのかも知れないが)。はたして2枚出す必要があったのかどうかとか、というか、コロムビアから出ている音楽集はあれで完成形ではなかったのか?とか色々と懐疑的な気持ちが生まれてきて、当時このアルバムの存在は私の気持ちを不安にさせるアルバムとして実のところあまり快くは思ってはいなかった。だから当時はこのアルバムを持っていなかった。しかし、一番の問題は金銭的なことで、当時中学生の私にはコロムビアから発売される音楽集を買うだけが精一杯で、徳間ジャパンのアルバムを買う余裕までは持てなかったというのが本音のところ。

 …と、このように苦言だらけのアルバムだが、大人になってからCDで2枚組となったこのアルバムを中古で買った。結局のところ金銭的な余裕さえあれば当時でも「ヤマト」の音楽ファンである私は欲しかったということになる(そうだよ。ホントは欲しかったんだよ)。でも、後年になってから「ETERNAL EDITION」シリーズが発売になり、「File No.8 完結編」は、徳間ジャパンのアルバムとコロムビアから発売された音楽集を足して2で割ったような構成となっているので、ますます徳間ジャパンリリースのアルバムの存在価値は薄くなってしまった。それでもこのアルバムの嬉しいところはDISC 2(9)「新コスモゼロ」が入っているところ。コスモタイガー・コスモゼロのファンである私は、一曲でも多くテーマを聞くことができて嬉しい。そして、このアルバムの長所をもう一つ挙げるなら曲の解説が思った以上に丁寧なこと。コロムビアから発売されている音楽集とダブっている曲については同じ解説となっているが、それ以外の曲についてもやはり同じように丁寧に一曲ごと解説している。「ヤマト」の音楽集だけに解説は一曲たりとも手を抜いてはいなかったということが分かり、ややこしい存在のアルバムではあったが手に入れてからなんとなく安堵した。
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